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更新日:2021年10月1日

ハトにエサを与えないでください

ハトにエサをあげることはほほえましく、小さい生き物への思いやりがうかがえます。近寄ってくるハトにエサをあげたくなる気持ちは、よくわかります。

しかし、野生鳥獣はペットではありません。

ハト(道路上)人がハトにエサを与えることで栄養状態がよくなり、ハトは過剰な繁殖を繰り返し、想像もできないほど増えてしまいます。その結果、住宅やマンションのベランダなどにたくさんのハトが集まるようになり、生活環境の被害だけでなく、健康を害する場合もあります。

人がエサを与えなくても、ハトは雑草、樹木の種・芽などを食べます。これが自然な食べ物です。

ハトの生態

ハト群れハト(いわゆるドバト)は、群れで行動します。卵は3~4センチほどで、色は白。普通2個単位で産みます。ふ化後、ヒナは3週間程度で飛び立つようになり、約6か月で繁殖が可能になります。年間5~6回の繁殖が可能ですが、栄養状態が良いと、7~8回も繁殖を繰り返すこともあります。

 

 

 

近寄らせない方法

  • ミラーCDをつるして光の反射を利用する。
  • 営巣しそうなところ(エアコンの室外機の上など)に針山を設置する。
  • 手すりの上(5~6センチくらい)にテグスを張る。
  • 木酢液やクレゾール石鹸を薄めた忌避剤スプレーを使う。

注意!

野生の鳥獣(哺乳類・鳥類)を捕獲するには、鳥獣保護管理法に基づく捕獲許可が必要となります。

捕獲許可を得ずに野生鳥獣を捕獲することはできませんので、ご注意ください。

巣の撤去について

巣の中にヒナがいたり卵がある場合

巣立ってから巣を撤去してください。卵がかえるまでは約16日~18日、ヒナが巣立つまでは約1か月~1か月半です。卵がある、またはヒナがいる巣をご自身で撤去される場合は、東京都へ有害鳥獣捕獲許可の申請が必要です。市では巣の撤去や捕獲等は行っておりませんので、ご理解ください(卵・ヒナともに鳥獣保護管理法により保護されています)。

ヒナが巣から落ちた場合は、そのままにしておいてください。親鳥が近くにいますので、直接触らないほうがいいです。

ご自身での対応が難しい場合は市へご相談ください。専門業者(有料)をご案内いたします。

東京都環境局(野生鳥獣の捕獲について)(別ウィンドウで外部サイトへリンク)

巣の中にヒナや卵がない場合

空の巣であればご自身で撤去しても構いません。撤去の際は手袋、マスク等を装着してください。撤去した巣はごみとして処分してください。

また、ハトは年に数回、産卵することがあります。その際に古い巣を利用することがあるので、ヒナが巣立った後の空の巣は速やかに撤去してください。

電線にとまるハトのフン害について

電線にハトなどがとまらないよう処置を行うことにより、被害を軽減できる場合があります。電線を所有・管理している電力会社等へお問い合わせください。

関連ファイル

ハトにエサを与えないで!(PDF:1,086KB)

関連リンク

東京都環境局(野生動物への餌付け防止のお願い)(別ウィンドウで外部サイトへリンク)

農林水産省(野生鳥獣による被害防止マニュアル)(別ウィンドウで外部サイトへリンク)

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お問い合わせ

環境下水道部環境対策課環境指導係

電話番号:042-523-2111(内線2248・2249)

ファックス:042-524-2603

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