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更新日:2024年2月1日

東京うど【生産量都内1位】

うどむろ うど農家

"東京うど"とは

特徴

うど室の穴光の入らない室(むろ)と呼ばれる地下3mの穴ぐらで育てることによる、白い色が特徴です。

一般的なうどは山野に自生し、緑色をしています。

  • 旬の時期:12月中旬~4月
  • 効能:利尿作用や血行促進、便秘改善など

日本原産の野菜

うどはウコギ科(朝鮮人参やたらの芽と同じ仲間)の植物で、数少ない日本原産(やまいも、セリ、にら、ふき、わらび、みずな、じゅんさい、みつば、つるな、ゆり、はまぼうふう)の野菜で、ビタミンB1、B2、アスパラギン酸、アミノ酸等を含む、低カロリーで繊維質が多く、昔から痛風に効くとされ、利尿作用や血行促進、便秘改善等の薬としても用いられています。

歴史

うど栽培の発祥は京都付近と推定され、平安京の貴族たちに珍重されたといわれています。その後愛知から三重方面に広がりました。「東京うど」は江戸時代(1600年代)以降から栽培が始まり、初ガツオなどのように初物を楽しむ江戸っ子の粋な楽しみの一つでした。

立川でうどの生産が始まったのは、養蚕が衰退した昭和20年代からで、本格的に生産が始まったのは昭和30年代に入ってからです。収益性が高く、冬場の農閑期の貴重な収入源として栽培が盛んになりました。武蔵野、小平、国分寺を経て立川に栽培技術が伝わりました。武蔵野で行われていた室(むろ)での栽培は、立川の地質(崩れにくい関東ローム層や温度、湿度保持)が適していたため、立川が一番盛んになりました。

昭和40年代から栃木などの高原に根株の栽培を委託し、連作障害が出やすいうどの優良根株の確保と早出し生産に努めるようになりました。

現在15軒の農家がうど生産に取組んでおり、生産量は年間約53トンとなっています。最盛期には80軒以上の農家で500トン以上の生産量をあげておりましたが、他産地の台頭や後継者問題等があり年々生産量が落ち込んでいます。平成18年度には市の特産品普及のための事業で、"立川こまち"という短めのうどをブランド化して販売を始めました。

立川市のうど生産

収穫量

令和3年産うど収穫量

(東京都産業労働局農林水産部「東京都農作物生産状況調査報告書」(令和5年3月)より)(注)都内収穫量シェア(%)は、小数点第2位以下切り捨て

順位 区市町村 作付面積(アール) 収穫量(t) 都内収穫量シェア(%)(注)
1位 立川市

471

53

33.3

2位 国分寺市

269

36

22.6

3位 小平市

145

21

13.2

立川市の特産品"立川こまち"とは

立川市の特産品である"立川こまち"とは"東京うど"を短い規格にしたものです。持ち運びに便利で、お求めやすくなっています。ぜひ、贈答用にご活用ください。

立川こまち 生産農家

東京うど(立川こまち)の購入方法について

地方配送

ファーマーズセンターみのーれ立川へお問い合わせください。

  • 電話番号:042-538-7227

(ご注意):時期によっては東京うど(立川こまち)をすぐに送ることができないことがございます。

 

 

直接購入

ファーマーズセンターみのーれ立川へお越しください。

(ご注意):時期によっては東京うど(立川こまち)の在庫がないことがございます。

 

 

東京うどを使用したお土産品『立川のたいこばん』と飲食店

『立川のたいこばん』とは

立川のたいこばんロゴ立川観光コンベンション協会では立川を代表するお土産品を立川観光コンベンション協会推奨認定品として認定し、『立川のたいこばん』の愛称で皆様にお勧めしています。

東京うどを使用した『立川のたいこばん』として、「うどパイ」・「笹らぎ」・「うどドレッシング」が認定されています。是非ご利用ください。

『立川のたいこばん』については以下のリンクを参照ください。

『立川のたいこばん』立川観光コンベンション協会推奨認定品(別ウィンドウで外部サイトへリンク)

東京うどを使用した飲食店

立川市内の飲食店でも東京うどを使った料理を味わうことができます。

東京うどを含めた立川産の食材を使用している市内商店街のお店を紹介するマップを作成しています。

詳細は以下のリンクを参照ください。

たちかわ産食材使用店マップができました

立川市うど生産組合による活動

立川市うど生産組合とは

立川市うど生産組合は、うどを生産する農業者で組織された農業生産団体です。
令和5年4月現在、15名の会員がいます

市内でのうどの直売のほか、農業祭では立川産うどを使用した加工品の販売や、東京うど(立川こまち)のPRをしています。

立川こまちの写真 くるりんとウドラ

「立川うど」をより多くの人に知ってもらうために…

うどは一般的な農産物とは異なり、収穫までの間に根株の株分けや室への伏せ込み等多くの工程を経て生産されています。「立川市うど生産組合」では、立川市で生産されるうど(「立川うど」)がどのように育てられるのか、看板を作成し、農業イベント等で情報発信しています。

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関連リンク

お問い合わせ

産業文化スポーツ部産業振興課 

電話番号:042-528-4318

ファックス:042-527-8074

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