立川市内公共施設におけるブロック塀等の緊急点検結果と対応状況について

平成30年6月18日（月曜日）に発生した大阪府北部地震の災害を踏まえ、本市においても市内公共施設についてブロック塀等の緊急点検を実施いたしました。

その結果、現行（点検実施時）の建築基準法施行令に適合しないブロック塀が確認されました。

つきましては、点検結果とその後の対応状況につきまして、次のとおりお知らせいたします。

今後も公共施設の安全安心の確保に取組んでまいりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

点検項目

市内公共施設の敷地内に設置しているブロック塀等について次の項目を点検しました。

塀の高さ、塀の厚さ、控壁の有無、控壁の間隔、控壁の突出長さ、損傷状況（著しいひび割れ、破損または傾斜）、ぐらつき等、目視で確認できる範囲の鉄筋の有無

点検結果

本市では点検の結果を次の3区分にまとめました。

【A】：現行法令（建築基準法施行令）に適合していない（主に高さ1.2メートルを超えるもので控壁がない）ブロック塀等で道路など不特定多数の人が通行する部分に面しているもの。

→17施設（公共施設：6施設、小中学校：11校）（PDF：138KB）

【B】：【A】と同様のブロック塀等で公共施設敷地内や隣地境等に設置されているもの。

→17施設（公共施設：3施設、小中学校：14校）（PDF：138KB）

【C】：現行法令に適合しているが劣化があるブロック塀等で道路など不特定多数の人が通行する部分に面しているもの。

→15施設（公共施設：0施設、小中学校：15校）（PDF：121KB）

点検後の対応方針

1. 現行法令に不適合となっているブロック塀等を法令に基づき是正します。
2. 上記【A】及び【C】の対応を最優先とし、現地を改めて確認し改修方法を含めて再検証し、危険度の高いものから順次対応します。
3. その後、上記【B】についての対応に着手します。

令和4年3月末時点の対応状況

令和4年3月末時点で対応が完了した施設の数は次の通りです。

【A】現行法令（建築基準法施行令）に適合していない（主に高さ1.2メートルを超えるもので控壁がない）ブロック塀等で道路など不特定多数の人が通行する部分に面しているもの。

→16施設中16施設で対応完了（公共施設6施設、小中学校10校）（PDF：78KB）

【B】【A】と同様のブロック塀等で学校敷地内や隣地境等に設置されているもの。

→16施設中16施設で対応完了（公共施設3施設、小中学校13校）（PDF：78KB）

【C】現行法令に適合しているが劣化があるブロック塀等で道路など不特定多数の人が通行する部分に面しているもの。

→14施設中14施設で対応完了（小中学校14校）（PDF：55KB）

なお点検時の施設数は精査の結果、【A】1校適合と判定、【B】1校学校敷地外と判定、【C】1校ダブルカウントのため、各1施設減となります。