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内閣府による選考の結果、立川市老人クラブの日和会(ひよりかい、渡辺修一会長)が令和2年度に実施した防災訓練が「新型コロナウィルス感染症の影響下で、新たな手法や工夫によって活動をおこなっている」社会参加事例として決定、表彰されました。
内閣府ホームぺージ:令和3年度社会参加事例(別ウィンドウで外部サイトへリンク)
従来型(集合型)の訓練では3密が避けられないため、日和会は「無事ですタオル」を使用した「安否確認訓練」を令和2年9月に初めて実施しました。タオルはクラブの周年事業としてオリジナルで制作したものです。きっかけは補助金の使い道のひとつとして立川市より提案されたことでした。
この訓練は、被災時に救援が必要でない家は「無事ですタオル」を玄関先にかけ、ご近所の方はそのタオルを見てどの家が無事か確認できるというものです。その結果、従来型(集合型)よりも安否確認時間が大幅に短縮され、被災時の救助活動がスムーズに行われる布石となりました。
自治会と協力して広く100世帯で行い、内90世帯で安否確認をすることができました。「無事ですタオル」も82世帯で確認することができたそうです。
感染症の流行下においてもこのように防災意識を高く保ち、工夫して広く安全に実施したこと、その効果が顕著であったことを評価され、社会参加事例として推薦されました。
令和3年9月22日、市長室にて、内閣府より贈られた表彰状と記念の盾が手渡されました。
(右から)渡辺会長、清水市長、山本副会長
このように、立川市老人クラブではさまざまな地域活動やスポーツ活動が活発に行われています。高齢期の仲間づくり、健康づくりのため老人クラブに参加しませんか。
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