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動物愛護週間は、ひろく国民の間に、命あるものである動物の愛護と適正な飼育についての関心と理解を深めるために、「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づいて設けられたものです。
この機会に、私達が飼っている動物、身近にいる動物たちについて、もう一度考えてみたいものです。
飼い主は、動物を飼育するうえで、その習性や生理をよく理解し、愛情をもって終生飼養する責任があります。日頃から健康管理に気を配り、犬には狂犬病の予防注射を必ず受けさせましょう。
「手術はかわいそう」と思われる人もいますが、繁殖を望まない場合は実施しましょう。不妊・去勢手術をすると性質がおとなしくなり、扱いやすくなるなどのメリットがある他、生殖器系の病気の予防にもなります。
犬の散歩をするときは、犬をリードできちんとつなぎましょう。もし散歩中にオシッコをしてしまったときは直ぐに水で流し、フンをしたときは家まで持ち帰ることが飼い主の責任です。みんなが気持ちよく暮らせるよう、ルールを守って散歩させましょう。
迷子になり飼い主のもとに戻ることができない動物は少なくありません。飼い主の責任の所在を明らかにし、迷子になった動物の発見を容易にするためにも、犬には鑑札を着け、猫やその他の動物には名札等をつけましょう。
災害が発生した場合、まずは人命第一です。飼い主が無事でなければ動物は災害を乗り切れません。家が壊れたりして避難することになったときは、事情の許す限り動物を同行して避難してください。普段から人やほかの動物をこわがらない、嫌がらずにケージに入る、トイレは決められたところでする、などのしつけをしておきましょう。動物のための防災用品(5日分以上の食事と水など)も用意を。
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