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更新日:2019年12月16日
みなさんは、「子どもの権利」と聞いてどう感じますか?ピンとこないな。自分には関係ないな。と思っているかもしれませんね。世界には、戦争のために家族を失った子どもや貧しいために食べるものに困っていたり、働かされたりしている子どもがいます。また、国や肌の色が違うことで差別を受けている子どもたちがいます。日本でも、いじめや虐待、学校に行きたくても行けないなど、色々なことで悩んでいる子どもたちがいます。「安心してくらしていける」「差別を受けない」「いじめや虐待を受けない」…こうしたことは、すべての子どもが生まれながらにもっている権利です。
「権利」なんて大げさじゃない、と思うかもしれませんね。ところで、みなさんは、「子どものくせに」と意見を聞いてもらえなかった経験や「子どもなんだから」とやらせてもらえなかったこと、「あなたのためよ」と大人から無理強いされた経験はありませんか。ほかの子どもと比べられていやな思いをしたことはありませんか。「自分の思いや意見を受け止めてもらえる」「自分のことは自分で決められる」…こうしたことも、子どもの権利です。
子どもたちみんながもっているあたりまえの権利を守るために、世界の国々が話し合って定めたものが「子どもの権利条約」です。1989年に国際連合(国連)で決められ、日本も1994年に条約を守ることを約束しました。子どもの権利条例では、大きく分けて4つの子どもの権利を守るように定めています。
生きる権利 |
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守られる権利 |
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育つ権利 |
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参加する権利 |
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みなさんと同じように、他の人にも権利があります。自分だけでなく、周りの友達の権利や生命も大切にしてください。
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