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更新日:2022年3月25日

立川市障害を理由とする差別解消推進まちづくり協議会会議概要(令和3年度第3回)

令和3年度第3回立川市障害を理由とする差別解消推進まちづくり協議会会議概要を公開します。詳細は下記の本文、または「関連ファイル」(PDF形式)をクリックしてご覧ください。

令和3年度第3回立川市障害を理由とする差別解消推進まちづくり協議会

開催日時

令和4年3月7日(月曜日)午後1時30分~午後2時30分

開催場所

立川市役所302会議室

議事案件

  • 委員の変更について
  • 市条例の見直しの検討について
  • 令和3年度特定相談の対応状況報告について
  • 条例の周知と障害の理解促進に向けた啓発の取組について
  • 令和4年度のスケジュールについて

議事内容

開会

委員の変更について

[事務局説明]
所属団体の人事異動等により、協議会委員の一部変更があったため報告する。(敬称略)
・立川バス株式会社運輸営業部旅客サービス課長:小澤浩→島田尚利


[質疑・意見等]特になし。
[決定事項]報告のみ、異議なし。

市条例の見直しの検討について

[事務局説明]
第4回、第5回の条例見直し作業部会の検討結果に基づき、条例本文と逐条解説の作業部会見直し案を作成した。方向性としては前回までに報告した内容と大きく変わらず「事業者の合理的配慮の提供義務化を踏まえた記載」「あっせんの申立てができない場合の規定整備」「全体的な表現・文言の整理」が中心となる。
問題なければ今回を一区切りとして、来年度から条例改正に向けた具体的な手続きに移っていく。

[質疑・意見等]
・事業者に関する内容も多いため、商工会議所の常任委員会でも改めて内容説明をしてほしい。
・事業者の合理的配慮の提供義務化の実効性を持たせるのであれば、各事業者の就業規則に盛り込んでもらうなど、踏み込んだ対応も必要にかもしれない。
→来年度、商工会議所と相談・調整する。
・「建設的対話」という表現について。双方の立場で“単に話を聞くだけ、一方的な主張を行うだけにならないように”という意味合い。課題解消に向けて、前向きに対話を進めることを期待している。

[決定事項]
内容について承認。今後の進捗についても随時共有していく。

令和3年度特定相談の対応状況報告について

[事務局説明]
令和3年度10月~2月の特定相談について、2件報告あり。1.障害福祉サービスの決定時間に関する相談が1件、2.市役所地下駐車場での合理的配慮の不提供について1件。
1.は相談者の妻の居宅介護ヘルパーの支給決定時間数について、市に必要な時間数の決定を求めたが応じてもらえなかったことから、不利益な取り扱いを受けているとの相談。本件のような法令等に基づき決定された内容については、障害を理由とした「差別に関する相談」としては承ることができない旨を回答した。
2.は市役所地下駐車場にて、障害者用駐車スペースが満車であったことから、右側スペースを確保(三角コーン設置)したうえで一般車両スペースへの駐車を案内された車椅子利用のドライバーが、用件を終えて戻ったところ、確保していたスペースに別車両が駐車していた事例による相談。前段についてはまさに合理的配慮の提供として駐車場職員は柔軟に案内を行ったが、その後、他職員が駐車場の混雑解消のため別車両を案内してしまったため、結果として不十分な対応となってしまった。担当部署に確認・説明を行い、その他の方法の検討も含めて再発防止と市民サービス向上に努める旨、回答いただいた。

[質疑・意見等]
1.について、一般的な支給時間変更申請はどのような流れになるか。
→申請者は担当の相談支援専門員とともに希望するサービス内容についてサービス利用計画案を作成し、障害福祉課に提出する。障害福祉課の担当ケースワーカー(または保健師)はその内容について申請者や支援者から聞き取りを行い、生活状況や支援目標等に沿った申請内容となっているか課内の支給決定会議に諮る。支給決定会議において、その内容が必要十分なものであると判断された場合、変更決定を行い、支給量を変更する。

[決定事項]報告のみ、異議なし。

条例の周知と障害の理解促進に向けた啓発の取組について

[事務局説明]
「小学生向け条例ガイドブック配布」
来年度も引き続き、市立小学校新4年生及び教職員への配布を行う。

「障害のある人と小学生による交流イベント(コラボアート)」
令和2年度、令和3年度ともにコロナ禍の影響により中止。令和4年度も2校で実施するべく予算要求しているが、状況に応じて判断となる。

「ヘルプマーク及びヘルプカードの配布」
市内4か所で引き続き配布。ヘルプカードの周知チラシを増刷する予定。今年度はヘルプカード300強、ヘルプマーク550強の配布を行った。

「いきいきたちかわ出前講座」
コロナ感染防止対策を取りながら可能な範囲で実施したいと考えている。令和3年度は実施0件。

「市民等啓発事業」
本年度はコロナ禍の影響もあり、啓発のための短編映画『バリアフルライフ』を制作した。youtube立川市動画チャンネルで全編配信中。来年度はコロナ感染防止対策を取りながら、講座やシンポジウム開催等を行いたいと考えている。

[質疑・意見等]
・地域で障害に関する展示を行った際に、地元小学生がガイドブックを持って展示を見に来ていた。
ガイドブックは「とてもわかりやすい」と好評だった。
・条例ガイドブックの活用状況アンケートで1校だけ、配布にとどまっていた学校があったが、その後の状況はわかるか。
→教育委員会にアンケート結果の共有は行っており、改めて確認する。
※会議後補足:配布のみだった1校でも障害理解教育は以前から行っており、今後ガイドブックの内容にも
触れていく予定であると回答があった。
・ヘルプカードと一緒に「オ・ト・モ・ダ・チ・カード」も作成していたが、サイズも小さく知名度も低いように感じている。新しく作る際に内容を見直すことはできるか。
→当時、携帯ストラップとしての活用を想定していたようだが、現状には合わなくなってきているかもしれない。在庫が一定数残っており、市立中学校1年生に毎年度配布しているが、今後の検討課題としたい。
・障害のある人を手伝う意思表示の方法として、例えば「輝く個展」のようにお店を表彰したり、耳マークのように掲示できるステッカー・マークを作成したりできないか。
・表彰形式にすると選定基準を整えるなどハードルが上がる。コラボアートの予算が残るのならば、それを活用して障害当事者とコラボした掲示ポスターなど作るのも良いかもしれない。
・『バリアフルライフ』、難病克服支援MBT映画祭2021に応募したところ、最優秀賞を受賞した。市の委託事業として制作したものだが、今後も周知展開し、広くご覧いただきたい。
・福祉事業は財政的に厳しい部分もあると思われる。民間活力を導入することで、財源や人材など確保できることもあるかもしれない。障害者後援会に協力を求める方法もある。良いアイデアがあれば実現に向けた工夫も必要と思う。

[決定事項]報告のみ、異議なし。

令和4年度のスケジュールについて

[事務局説明]
令和4年度は、「5月16日」「9月26日」「1月27日」の3回開催を予定している。
後任の方へ引き継ぐ場合も含めて、予定の確認をお願いする。

[質疑・意見等]特になし。
[決定事項]スケジュール(案)について異議なし、承認。

閉会

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お問い合わせ

福祉部障害福祉課障害福祉推進係

電話番号:042-523-2111(内線:1520)

ファックス:042-529-8676

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