暮らしの保健室とまり木~気軽に立ち寄れるまちの相談窓口~

ページ番号1027803  更新日 2026年6月17日

立川市若葉町の暮らしのとまり木代表尾崎さんの写真

団地の一角に、「暮らしの保健室とまり木」という施設があるのをご存じですか。ここは、健康、介護、暮らしについてのちょっとした困りごとや気になることを、無料で相談できるコミュニティスペース。若葉町周辺で長年訪問看護などの仕事をしてきた看護師の尾崎多介代(たかよ)さんが、10年前に「暮らしの保健室」の取り組みを知り、退職後に一念発起し2025年8月に始めました。

「暮らしの保健室」とは?

「暮らしの保健室」とは、看護師の秋山正子さんが2011年に東京・新宿区の戸山団地で始めた、病気や介護、日々の困りごとを気軽に相談できる地域の居場所です。医療と生活をつなぎ、誰もが安心して最期まで暮らせる社会を目指すこの活動は全国に約100か所まで広がっています。

「暮らしの保健室とまり木」は予約なしでふらっと気軽に立ち寄れる場所になっていて、看護師等の専門職がじっくり話しを聞いてくれます。またアドバイスをしてくれたり、必要な医療や福祉の機関につなげたりもしてくれます。「『知識のある看護師さんに聞いてもらってよかった』と安心して帰る方が多いですね」と尾崎さんは話します。


この施設には飲食店の機能もあり、訪れた方は誰でも木の温もりあふれる空間でモーニングやランチ、お茶の利用ができます。お昼は日替わり店長が作るランチが提供され、米粉パンや酵素玄米、野菜たっぷりのデリ等の健康的な食事が頂けます。

木の温もりを感じる居心地の良い店内の写真
木の温もりを感じる居心地の良い店内

暮らしの保健室には6つの機能があります。まず暮らしや健康に関する「相談窓口」、在宅医療や病気予防についての「市民との学びの場」。そして、受け入れられる「安心の場」、世代を超えてつながる「交流の場」、医療や介護、福祉との「連携の場」、地域ボランティアの「育成の場」の役割を担っています。

「施設の名前であるとまり木は、ふと立ち寄って立ち止まって休める、そんなイメージで付けました。一人で来てのんびりくつろいでもよいですし、相談がなくても誰かと話したい時に来て、お茶を飲みながらおしゃべりをしても大丈夫なんです。訪れた人がほっとできる場所を心がけています」と尾崎さん。

今後やっていきたいことを尾崎さんに伺うと「終活についての講座をやっていきたいですね。高齢者が増えていくこれからの時代、ますます介護施設には簡単に入れなくなっていくと思います。だから予防をしながら住み慣れた地域で長く、地元の皆さんと一緒に暮らせたらよいなと。訪問介護とか色々なサービスを利用しながら、自宅で暮らせることができる。そんなことも知らせていきたいし、サポートもしていきたいです」。

話し方や雰囲気から、その優しい人柄が自然と伝わってくる尾崎さん。とまり木は、そんな尾崎さんの人柄を表しているような、温かさを感じる心地よい場所です。健康、介護、暮らしに関して、誰に聞いて良いのか迷っていることがあれば、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。

クッキーの量り売りの写真
クッキーの量り売り。店頭では総菜の販売も。
ランチの写真
ランチは日替わりでメニューを楽しめる。
代表の尾崎さんとボランティアスタッフの斉藤さんの写真
代表の尾崎さん(左)とボランティアスタッフの斉藤さん(右)
尾崎さんの人柄に惹かれ、施設運営を支えるボランティアスタッフとして複数の方が関わっています。

<情報>

暮らしの保健室とまり木:立川市若葉町4丁目25-1

Instagram : https://www.instagram.com/kurahoke/