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すべての子どもが地域で安心してすごしていけるように、あらゆる機関との連携とコーディネートの力を強化し、途切れ・すき間のない子ども支援・発達支援を目指します。
発達に支援や配慮を必要とする子どもたちが健やかに育つ社会は、すべての子どもが健やかに安心して育つ社会です。
このような社会を実現するため、保育園・幼稚園・子育てひろば・学童保育所など、地域の中にある子育て支援に関する機関をはじめ、医療機関・児童発達支援や放課後等デイサービス等を行う事業者・子ども家庭支援センターなど、発達支援に関する専門機関まで、あらゆる機関との連携を進めます。
さらに、発達支援に関わる機関におけるコーディネートの力を高め、子どもの特性や成長に合わせた途切れ・すき間のない子ども支援・発達支援体制の構築を目指します。
主に0歳児から義務教育就学中までの子どものうち、発達に支援や配慮が必要であると考えられる子どもとその保護者を対象に、地域の保育園、幼稚園、子育てひろば、子ども家庭支援センター等の子育て支援機関それぞれにおいて、保護者の理解を得ながら、着実な情報連携のもと早期に適切な支援ができるよう取組内容を示しています。計画の期間は、令和2(2020)年度から令和6(2024)年度までの5年間です。
すべての子どもが地域で安心してすごしていけるように、あらゆる機関との連携とコーディネートの力を強化し、途切れ・すき間のない子ども支援・発達支援システムを目指すため、本計画に示す取組項目を実施し、8つの機能【1相談機能、2成長・療育機能、3情報共有機能、4家庭支援機能、5現場職員支援機能、6健診・診察機能、7コーディネート機能、8理解啓発機能】が十分にその役割を果たすことが必要です。引き続き、既存の機関や施設等の機能を充実または連携して取り組んでいきます。
計画の本文(章ごと)は下記を参照してください。
全文(表紙~第5章)は関連リンクをご覧ください
相談機能には、専門機関での相談や地域での身近な子育てに関する相談があります。それらの相談が効果的につながり、子どもや保護者が必要とする相談が継続していけるようにする役割があります。市では、子ども未来センターや健康会館等で相談を行っています。
成長・療育機能には、すべての子どもの成長に応じた支援をしたり、専門性の高い療育を行ったりする役割があります。保育園や幼稚園での障害児受け入れのほか、ドリーム学園での児童発達支援事業や発達支援親子グループなどを行っています。
情報共有機能には、必要な情報をわかりやすく伝えるために、保護者と各関係機関での情報共有と関係機関同士での情報共有を円滑に行う役割があります。市では、母子健康手帳や就学支援シート、サポートファイル等の活用を促進しています。
家庭支援機能には、発達に支援や配慮の必要な子どもを育てている保護者や家庭を対象に、子育てや発達に関する知識や技術を伝えていくとともに気持ちを支えるための支援をする役割があります。市では、子育てひろばや発達支援に関する講座、おしゃべりの場などを行っています。
現場職員支援機能には、子どもと関わる施設等の職員の技術向上や情報共有などを支援をする役割があります。市では、巡回保育相談や現場職員の研修を行っています。
健診・診察機能には、保護者が子どもの特性などについて、理解認識していく機会となる役割があります。市では、乳幼児健診を行っています。
コーディネート機能には、支援者が子どもや保護者のニーズを受け止め、必要な相談機関や制度などを伝えて適切な支援につなげていくほか、様々な福祉サービスを調整していく役割があります。市では、職員のコーディネート力や組織力向上のために研修等を行っています。
理解啓発機能には、地域の誰もが発達に支援や配慮が必要な子どもの特性や保護者の気持ちを理解し、共に考え、共生社会を目指す役割があります。市では、発達支援団体と協働して理解啓発のための事業等に取り組んでいます。
立川市第2次発達支援計画策定検討委員会設置要綱、委員名簿、パブリックコメント、用語解説
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