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更新日:2022年3月14日
平成29年度に大規模改修工事を行っていた第五小学校において施工中に床スラブ厚が建設時の設計値を下回っていることが判明しました。このことを受けて、第五小学校と同時期(昭和37年から40年)に建設された小学校8校(第二、第三、第四、第六、第七、第八、第九、第十小学校)及び中学校5校(第一、第二、第三、第四、第五中学校)の床スラブ厚のサンプル調査を平成30年5月に行いました。このサンプル調査において、設計値を下回っており、かつ建築基準法の規定に達していない床スラブが第五小学校以外にもあることが判明したため、床スラブ厚の調査箇所を全教室に広げた全数調査を夏季休業期間に実施しました。結果は以下の通りです。
構造計算(建物の安全性を数値で計算すること)で不適合となった床スラブ補強等の対策については、14校のうち第五小学校及び第七小学校は、大規模改修工事において鉄骨梁による補強を行いました。その他の12校については、構造の専門家から、床スラブには鉄筋が入っており、現時点で大きな亀裂が確認されていないことから校舎の床が直ちに崩落する危険はないこと、また、床のたわみに変化がなければ構造上安定していると考えられるとの見解が得られました。このことから、市の技術職員が夏季と冬季の長期休業期間中に各1回、定期的に床のたわみ具合の変化を測定し経過観察をすることとしました。
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