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光の入らない室(むろ)と呼ばれる地下3mの穴ぐらで育てることによる、白い色が特徴です。
一般的なうどは山野に自生し、緑色をしています。
うどはウコギ科(朝鮮人参やたらの芽と同じ仲間)の植物で、数少ない日本原産(やまいも、セリ、にら、ふき、わらび、みずな、じゅんさい、みつば、つるな、ゆり、はまぼうふう)の野菜で、ビタミンB1、B2、アスパラギン酸、アミノ酸等を含む、低カロリーで繊維質が多く、昔から痛風に効くとされ、利尿作用や血行促進、便秘改善等の薬としても用いられています。
うど栽培の発祥は京都付近と推定され、平安京の貴族たちに珍重されたといわれています。その後愛知から三重方面に広がりました。「東京うど」は江戸時代(1600年代)以降から栽培が始まり、初ガツオなどのように初物を楽しむ江戸っ子の粋な楽しみの一つでした。
立川でうどの生産が始まったのは、養蚕が衰退した昭和20年代からで、本格的に生産が始まったのは昭和30年代に入ってからです。収益性が高く、冬場の農閑期の貴重な収入源として栽培が盛んになりました。武蔵野、小平、国分寺を経て立川に栽培技術が伝わりました。武蔵野で行われていた室(むろ)での栽培は、立川の地質(崩れにくい関東ローム層や温度、湿度保持)が適していたため、立川が一番盛んになりました。
昭和40年代から栃木などの高原に根株の栽培を委託し、連作障害が出やすいうどの優良根株の確保と早出し生産に努めるようになりました。
現在16軒の農家がうど生産に取組んでおり、生産量は年間約54トンとなっています。最盛期には80軒以上の農家で500トン以上の生産量をあげておりましたが、他産地の台頭や後継者問題等があり年々生産量が落ち込んでいます。平成18年度には市の特産品普及のための事業で、"立川こまち"という短めのうどをブランド化して販売を始めました。
順位 | 区市町村 | 作付面積(アール) | 収穫量(t) | 都内収穫量シェア(%)(注) |
---|---|---|---|---|
1位 | 立川市 |
483 |
54 |
32.1 |
2位 | 国分寺市 |
280 |
38 |
22.6 |
3位 | 小平市 |
151 |
22 |
13.0 |
"立川こまち"とは"東京うど"を短くしたもので、お値段もお安く、持ち運びがしやすい大きさにしたものです。ぜひ、贈答用にご活用ください。
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地方配送、お取り寄せファーマーズセンターみのーれ立川へお問い合わせください。
(ご注意):時期によっては東京うど(立川こまち)をすぐに送ることができないことがございます。
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直接購入ファーマーズセンターみのーれ立川へお越しください。
(ご注意):時期によっては東京うど(立川こまち)の在庫がないことがございます。 |
立川観光協会推奨認定品とは、立川観光協会が推薦する立川を代表するお土産品です。
番号 | 商品名 | 店名 |
説明 |
---|---|---|---|
1 |
立川名物うどパイ | 立川伊勢屋 |
うど感しっかりの「うどパイ」はインパクト大。 |
2 |
笹らぎ・八戸前沖鯖/若狭小鯛漬け/ミックス | F.あら井 |
2012年「多摩の逸品コンテスト」受賞。脂がのった青森県産八戸前沖鯖・福井県若狭小鯛と、シャキシャキした東京うどの組み合わせが絶妙な一口サイズの笹の葉寿司です。女性への手土産に◎。 |
立川市うど生産組合は、うどを生産する農業者で組織された農業生産団体です。
令和2年4月現在、16名の会員がいます
市内でのうどの直売のほか、農業祭では立川産うどを使用した加工品の販売や、東京うど(立川こまち)のPRをしています。
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