市長挨拶

• 立川市長酒井大史 （Jpeg 283.9KB）

たちかわで広がる、人生の豊かさ

「補聴器購入費助成制度」スタート！

家族や友人との会話、地域での活動、趣味なども通じて、誰かと繋がる喜びや充実感は、自分らしく生きるための礎です。

体の不調によって、この日常が制限されてしまうのは、想像以上に辛いことですが、その一つに「難聴」があります。

近年、高齢化社会の進行に伴い、難聴を抱える方が増えてきました。補聴器は、聞こえない困難を克服し、「聞こえる喜び」を取り戻すための重要なツールです。コミュニケーション不足による社会からの孤立化を防ぐだけでなく、高齢者には認知症予防の側面もあると報告されています。

しかし、補聴器は高価なために、経済的な理由で購入をあきらめる方も少なくありません。

そこで、立川市では、新たに「補聴器購入費助成制度」を新設し、7月1日より事業をスタートしました。

この制度は、市内在住で、難聴等による聞こえに課題があり、生活に支障をきたしている18歳以上の方を対象（所得制限あり）に、補聴器購入費の一部（上限4万円）を助成するものです。

この制度をきっかけに、一人でも多くの方が補聴器を手にし、「もっと自由に、より自分らしく」彩りのある生活を送っていただきたいと願っています。

 

令和6年7月10日

立川市長　酒井大史

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