【市指定有形文化財】砂川十番大幟(おおのぼり)

ページ番号1004868  更新日 2024年6月18日

写真:砂川十番大のぼり

所在
歴史民俗資料館蔵

指定年月日

平成3年3月28日

江戸時代末期、砂川には神社の祭礼の時に、豊作を願って大幟を掲げていました。

現在は五番、八番、九番、十番組の大幟が残っていますが、十番組大幟はその中でも保存状態がよく、幟、竿、彫刻などの部材も遺っています。

平成3年(1991)に市指定有形文化財になりました。

この幟は嘉永元年(1848)に作られたもので、幟幡の長さは14.6m、幅は2.2m、竿の長さは約22mもあり、関東地方でも最大級の大きさといわれています。
幟幡には谷保村(現在の国立市)の書家、本田覚庵(ほんだかくあん)の手による「御祭禮(ごさいれい)」の文字が記されています。

大幟の根元を支える挟み木につける飾り彫刻は、自分の子に厳しい試練を与える故事の「獅子の子落とし」がモチーフになっています。残念ながら作者は不明です。

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