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更新日:2024年4月1日

有機フッ素化合物

有機フッ素化合物について

  • 有機フッ素化合物は、独自の性質(水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない等)を持ち、撥水材、表面処理剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきた化学物質です。しかし、環境中で分解されにくく、生物への蓄積性などもあることから、現在、国内外において製造、使用等が規制されています。
  • PFOS、PFOAは有機フッ素化合物の一種です。PFOSは、ペルフルオロオクタンスルホン酸(Per Fluoro Octane Sulfonic acid)の略称で、PFOAは、ペルフルオロオクタン酸(Per Fluoro Octanoic Acid)の略称です。PFOSは平成22年度に、PFOAは令和3年度に化学物質審査規制法の第一種特定化学物質に指定され、原則として製造、使用等が禁止されています。
  • PFOS、PFOAの人への健康の影響については、各国や国際機関で知見が集積されつつあるものの、現時点において、発がん性等の毒性について国際的に統一された評価はありません。

有機フッ素化合物の基準について

  • 環境省は令和2年5月にPFOS及びPFOAを公共用水域及び地下水の人の健康に関する要監視項目に位置づけ、公共用水域及び地下水における暫定指針値を定めました。暫定指針値は生涯にわたる連続的な摂取をしても健康に影響が生じない水準をもとに安全性を十分考慮して設定されたもので、PFOS及びPFOAの合計値として0.00005mg/L以下に設定されています。
  • 厚生労働省は令和2年4月に、「水道水質基準(51項目)」とは別に、水質管理上留意すべき項目として定める「水質管理目標設定項目」において、PFOS及びPFOAの暫定目標値を0.00005mg/L以下に設定しました。

地下水における調査結果について

  • 立川市では、市所有の揚水している9個所の井戸について、有機フッ素化合物の調査を実施しました。
  • 環境省では、水環境における有機フッ素化合物全国存在状況調査を実施しました。
  • 東京都では都内地下水における有機フッ素化合物の調査を実施しています。

有機フッ素化合物に関する東京都の取組

東京都では、「有機フッ素化合物に関する東京都の取組」をまとめた資料を作成しました。資料には、「水道水の安全性」、「都の取組」、「Q&A集」等がまとめられています。

水道水における有機フッ素化合物への対応について

水道水における有機フッ素化合物につきましては、下記にお問い合わせください。

東京都水道局多磨水道改革推進本部調整部技術指導課

  • 電話番号

042-527-6782

有機フッ素化合物に関する電話相談窓口について

東京都保健医療局において、有機フッ素化合物に関する電話相談窓口を開設しています。

  • 受付時間

国民の祝日及び年末年始を除く月曜日から金曜日までの午前9時から午後5時まで

  • 電話番号

03-5989-1772

「PFOS、PFOAに関するQ&A集」及び「PFASに関する今後の対応の方向性」等について

環境省が設置した「PFASに対する総合戦略検討専門家会議」の監修の下で「PFOS、PFOAに関するQ&A集」が作成されました。また、PFAS(ペルフルオロアルキル及びポリフルオロアルキル化合物)に関して現時点で取り組むべき事項が「PFASに関する今後の対応の方向性」として取りまとめられました。

「PFOS、PFOAに関するQ&A集」(別ウィンドウで外部サイトへリンク)

「PFASに関する今後の対応の方向性」(別ウィンドウで外部サイトへリンク)

お問い合わせ

環境資源循環部環境対策課環境指導係

電話番号:042-523-2111 内線2248

ファックス:042-524-2603

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