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更新日:2022年6月14日
市内在住で、聴覚障害をお持ちのアスリート岡田海緒選手を応援しています。
氏名:岡田海緒(おかだみお)
立川市内在住
競技種目:デフ陸上競技800メートル、1500メートル
大会名 |
開催地 |
結果 |
第23回夏季デフリンピック競技大会(2017) |
サムスン(トルコ) |
800メートル 6位 1500メートル 7位 |
第1回世界ろう者室内陸上競技選手権大会(2019) |
タリン(エストニア) |
800メートル 4位 1500メートル 2位(銀メダル) 4×400メートルリレー 4位 |
第18回日本デフ陸上競技選手権大会(2021) |
愛知県知多市 |
800メートル 1位 1500メートル 1位 |
第24回夏季デフリンピック競技大会(2022) |
カシアス・ド・スル(ブラジル) |
1500メートル 3位 |
平成29年7月3日、トルコ・サムスンで開催された第23回夏季デフリンピック競技大会を前に岡田海緒選手が市長を訪問しました。市長から花束と激励の言葉が送られました。岡田選手からは「初めてのデフリンピックを頑張りたい。常に目標を持ち続けて成長したい。」との力強い決意表明をいただきました。
岡田海緒選手(写真左)と市長
平成29年12月1日、第23回夏季デフリンピック競技大会に出場した岡田選手に対し、市民表彰及び教育委員会表彰を行いました。
市民表彰の授与 |
デフリンピックの様子 |
平成30年2月7日(水曜日)、新生小で岡田海緒選手の講演会が開かれました。
競技との出会いや大会に出場して感じたこと、成長したことなど、これまでの貴重な経験をもとにお話しいただきました。
講演後にはランニング体験会を開催し、子どもたちは競技の難しさやアスリートのスピードを体感しました。
手話による講演会 | ランニング体験会(光の合図によるスタートを体験) |
令和4年に第24回夏季デフリンピック競技大会がブラジルで行われ、令和4年5月10日(火曜日)の陸上女子1500mで岡田海緒選手が銅メダルを獲得し、帰国後市長へ報告をいただきました。
銅メダルを獲得した岡田海緒選手(写真左)と市長
デフ陸上競技は、聴覚障害をお持ちの方が取り組む陸上競技のことです。「デフ」とは英語の「deaf」(耳が聞こえないの意味)に由来します。
競技のルールは基本的に一般的な陸上競技と同じですが、聞こえない選手は、スターターの音や審判の笛が聞こえないためにプレーするうえで大きなハンデになってしまいます。そのため、デフ陸上競技ではスタート時に光るフラッシュランプや旗を用いることで選手たちに目に見える形で必要な情報を伝えています。
デフ陸上競技に限らず、デフスポーツには視覚的に情報が保証された競技環境が必要になります。
デフリンピックとは、耳の聞こえない選手のための国際的なスポーツの大会で、ろう者のためのオリンピックに位置付けられます。デフリンピックは、1924年に国際的な障害者スポーツ大会として初めて開催されました。
基本的なルールはオリンピックと同じですが、競技中のコミュニケーションは国際手話で行われ、スタート音の代わりに光の合図が出るランプを使用するなど、デフリンピックならではの特徴があります。
デフリンピックには補聴器や人工内耳を着用しない状態で、聞こえが良い方の耳の聴力レベルが55デシベル以上の方が出場します。競技中は、補聴器等の着用が認められていません。これは、選手同士が聞こえない立場でプレーするという公平性の観点によるものです。
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