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更新日:2024年2月24日
立川市内の各中学校代表生徒9人が被爆地である広島市を訪問し、被爆した施設の見学や被爆された方などから当時の貴重な話を伺いました。
この事業は、中学生自らが平和についてより深く考え感じるとともに、在籍校の生徒や市民の方に広く発信することで、市として平和の取組みの充実を図ることを目的としています。
令和5年度は、柴崎学習館での事前学習を行ったのち、8月20日(日曜日)から22日(火曜日)までの2泊3日で行い、平和関連施設の見学や多くの関係者の方から話を聴くなどしました。
事前学習の様子
出発式での教育長挨拶
1日目は原爆ドームや平和記念公園内の各施設を見学したのち、被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料を展示している平和記念資料館を見学しました。
原爆ドームを背に
原爆死没者慰霊碑での献花
2日目には世界遺産である厳島神社を訪れ、日本の歴史と文化に触れたのち、爆心地に最も近い小学校として多くの犠牲者を出した本川小学校の平和資料館と、同じく爆心地に近く、被爆時の校舎の一部が保存されている袋町小学校の平和資料館を見学しました。
厳島神社の大鳥居を背にして
本川小学校平和資料館
3日目には当時15歳で被爆された方から、被爆時やその前後の広島市の様子など貴重なお話を伺いました。
被爆体験の講話
参加した中学生たちは、広島から帰ってから事後学習を3回行い、広島での体験を振り返り、立川教育フォーラムでの発表に備えました。
事後学習
令和6年1月20日(土曜日)に行った立川教育フォーラムで、広島で見たり聞いたりしたことやその感想を皆さんの前で発表しました。
参加した生徒からは「実際に目で見て、肌で感じることによって、次は私たちがこの問題と向き合い、これから先につなげていくのだという覚悟を持つことができました。」「今回の平和学習で学んだこと、感じたことを次の世代へつなぎ、風化させないようにしたい。」などの感想が述べられました。
立川教育フォーラムでの発表
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