「Tokyo 区市町村 DXaward 2023」業務改善部門で優秀賞を受賞！
「Tokyo 区市町村 DXaward」は、東京都内区市町村のデジタルを活用した優れた取組に対して、都内自治体で共有・横展開するとともに、DXに取り組むマインドの機運醸成を図ることを目的として令和4年度から始まったイベントです。
令和5年度は「行政サービス部門」と「業務改善部門」の2部門がエントリーの対象となります。今年度は22団体から延べ34取組のエントリーがあり、一次審査を通過した取組に対して、令和5年11月17日（金曜日）に都CIOである宮坂副知事がプレゼンターを務める「Tokyo 区市町村 DXaward 2023（別ウィンドウで外部サイトへリンク）」が開催され、自治体CIOや自治体職員等の投票を経て、大賞、優秀賞、特別賞が決定されました。
立川市がエントリーした取組
【優秀賞受賞】「その電子化、若手チームがサポートします」（業務改善部門）
概要
令和5年度に郵送等で申請していた手続を電子化するツールが全庁導入されたことを機に、業務改善表彰制度(※)の取組テーマとして「当該ツールによる手続きの電子化」を設定しました。その際、職員の負担感や新たなツールへの苦手意識を低減し、積極的に提案が挙がるよう、若手職員からなる「カイゼンサポーター」によるフォームの作成支援体制を整えました。各部署からの要望を事務局で受け、カイゼンサポーターのチームに割り振ります。サポーターは各部署から当該手続きの概要をヒアリングし、当該ツールを使用して電子化した申請フォームの案を製作し各部署が使用できるようにしました。
※業務改善表彰制度…職場内コミュニケーションの活性化と創意工夫を尊重する組織文化の醸成を目的として、毎年全部署が1つ以上の改善を提案・実施し、職員投票等で選ばれた優秀事例を表彰するもの。
「行政手続のオンライン化への取組【『立川市電子申請ポータルサイト』開設】」（行政サービス部門）
概要
立川市では、現在、立川市DX推進基本方針における「行政サービスのDX」の取組の方向性の一つに「行政手続のオンライン化の推進」を掲げ、「スマホ・PCから、いつでもどこでも行政手続ができる」状態となっていることを目指しています。しかしながら、市公式ホームページには、オンライン手続ごとにページが用意され市民からわかりにくい状況にありました。市民の利便性向上のため、令和5年8月から国のぴったりサービスや東京電子自治体共同運営電子申請サービス、施設予約システム、図書館システム等のリンク先を一つにまとめた『ポータルサイト』を公開し、ポータルサイト上で市で可能な手続きがすべて確認できるようになりました。ポータルサイトは市公式ホームページのトップページや市公式LINE（ライン）からアクセスできます。
「デジタル活用支援事業」（行政サービス部門）
概要
立川市では、市民の皆様の生活がより便利になるように、スマートフォンなどで、行政手続、暮らしに役立つ情報の受け取りなどを行うことができる仕組の充実など、デジタル技術を活用した様々な取組を進めています。デジタル化の取組の効果は使っていただいてはじめて発揮されることから、スマートフォン等に不慣れな方への習得機会の提供が必要だと考えておりました。高齢者等が身近な場所で相談できるように市内の郵便局に窓口を設け、市公式LINE（ライン）の登録や設定支援、電子申請のデモを行う等のサービスを提供しています。常設の相談窓口ができたことにより、生活の質（QoL）向上のためにより多くの市民のデジタル活用につなげていきたいと考えています。
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