詩歌(しいか)の道
根川緑道を中心に、立川市歴史民俗資料館から根川貝殻坂橋までの約2.4キロメートルに立川市にゆかりの深い作家の句碑や歌碑などが建立されています。
この句碑やファーレ立川アート作品のほか、立川市の絵画・彫刻などの作品は下記の関連リンク「立川アートコレクション」のホームページからご覧いただけます。
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作者 |
種別 |
所在地 |
内容 |
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1 | 高村光太郎 | 詩碑 | 富士見町3丁目・農業試験場「庭木見本園」内 | 葱 『立川の友達から届いた葱は 長さ二尺の白根を横へて ぐっすりアトリエに寝こんでゐる。 三多摩平野をかけめぐる 風の申し子、冬の精鋭。 俵を敷いた大胆不敵な葱を見ると、 ちきしゃう、 造形なんて影がうすいぞ。 友がくれた一束の葱に 俺が感謝するのはその抽象無視だ。』 |
2 | 谷川水車・やまやのぎく | 句碑 | 富士見町3丁目 富士見緑地公園内 | 『春を待つ路傍の石の一つ吾』 谷川水車 『どこよりも小学校のさくらかな』 やまやのぎく |
3 | 筑水(鈴木貞治) | 句碑 | 富士見町3丁目 歴史民俗資料館入口 | 『麦負うて道一ぱいに揺り来る』 |
4 | 田中冬ニ | 詩碑 | 富士見町4丁目 富士見第二公園内 | シクラメンの花と 『大晦日の夜十時頃 親しくしていただいている花屋さんから シクラメンの花鉢が届けられた すばらしい花だ そのシクラメンと年越をした スヰートハートといっしょのように』 |
5 | 和田山蘭 | 歌碑 | 柴崎町5丁目3番地 普済寺対岸 | 『時雨かと戸を開けて見ればしぐれならず 星空さえて多摩川の音』 |
6 | 中野藤吾 | 歌碑 | 柴崎町4丁目23番地 崖線公園下 | 『川原にかはらなでしこ咲くもよし 空をうつして水澄むもよし』 |
7 | 若山喜志子 | 歌碑 | 柴崎町5丁目1番地 根川せせらぎ湧き出し口 | 『ひとりゐはあさこそよけれわか竹の 露ふりこぼすかぜにふかれて』 |
8 | 中村草田男 | 句碑 | 柴崎町6丁目10番地 根川緑道琴帯橋近く | 『冬の水一枝の影も欺かず』 |
9 | 若山旅人 | 歌碑 | 柴崎町6丁目14番地 立川公園菖蒲園入口 | 『霧にこもれる多摩川いつか雨となり 芽ぶく楊もぬれはじめたり』 |
10 | 水原秋櫻子 | 句碑 | 柴崎町6丁目15番地 柴崎市民体育館前根川緑道 | 『初日さす松はむさし野にのこる松』 |
11 | 若山牧水 | 歌碑 | 錦町5丁目19番地 霧の広場 | 『多摩川の浅き流れに石なげて あそべば濡るるわが袂かな』 |
12 | 池田澄子 | 歌碑 | 錦町5丁目20番地 下水処理場北根川緑道 | 『茜雲あえかに残り亡母の背の 温みなつかし武蔵野暮るる』 |
13 | 八木下禎二 | 歌碑 | 錦町6丁目29番地 陸上競技場北根川緑道貝殻坂橋近く | 『日のいろの寒き川原にひらめける 芒のそよぎ声のごときもの』 |
14 | 木村賢一郎 | 歌碑 | 柴崎町6丁目15番地 根川緑道柴崎橋近く |
『はらり はらはら 春の光を身にあびつつ たちかは曙町の むかしみちゆく』 |
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