立川市新型コロナウイルス感染症にかかる緊急対応方針(第7弾)
本市では、これまで第6弾にわたり緊急対応方針のもと、新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでまいりました。
令和4年4月現在、国内ではオミクロン株の変異種であるBA.2による感染再拡大の懸念があり、また、海外等では感染力が高い新たな変異株の発生等も報告されています。この間、本市では、3回目のワクチン接種をはじめ、5歳~11歳の小児接種を実施していますが、さらに、4回目のワクチン接種について、国から接種体制の整備を始めるよう通知があったことから、4回目接種に関する詳細が示された場合での速やかな対応が求められています。また、国や東京都はもとより関係機関と連携しながら、地域医療や地域福祉、子育て世帯、地域事業者等への支援などに対応していく必要があります。
そのため、第7弾の緊急対応方針を定め、取り組みを展開してまいります。
緊急対応策としての4つの柱
ここでは、第7弾として新たに取り組む施策や、拡充する施策等を中心に記載しています。他に、これまでと同様に継続する取り組み等もあります。また、今後の状況変化により内容を変更する場合があります。
詳細はこのページ下部にある「関連ファイル」をご参照ください。
地域医療と地域福祉にかかわる取り組み
新型コロナウイルスワクチン接種への適切な対応(国事業)
- 5歳から11歳までを対象とした1・2回目の接種や2回目の接種を終えた市民への3回目の接種を継続するなど、市医師会と連携して接種機会の確保に取り組みます。
- 4回目接種に向け準備を整えるとともに、国からの指示に基づき接種を開始します。
- 在宅で生活している障害者が新型コロナウイルスワクチン接種のためにタクシー等利用した場合にその一部の費用を継続して補助します。
自宅療養者等への支援
- 感染の増加等により保健所機能がひっ迫する場合に、立川市医師会を中心として訪問看護師や薬剤師会等と連携し、自宅療養者への支援を行うとともに、保健所からの情報を基に、食料やパルスオキシメーターなどの配送等の支援を行います。
障害者施設等におけるPCR検査等補助事業
- PCR検査などを実施する介護・障害福祉サービス事業所等に対して、検査費用等を補助します。
居宅介護支援事業所等におけるPCR検査等補助事業
- 東京都の補助対象外である居宅介護支援事業所の従事員等に対して実施するPCR検査費用を補助します。
在宅要介護者受入体制整備事業
- 在宅で障害者や高齢者を介護している家族が病院等で療養となった場合に、ヘルパー派遣や一時的に施設入所できる体制整備を支援します。
子育て世帯・子ども・学校にかかわる取り組み
電子書籍児童書読み放題パック購入
- 小中学校に配備した1人1台タブレットPCをより積極的に活用するため、同時アクセス数(利用者数)に制限のない、児童文学等の「読み放題パック」を導入します。
子育て世帯への臨時特別給付(支援給付金)事業
- 離婚により先行給付金及び追加給付金を受け取ることが出来なかった養育者に対して給付金を支給します(申請期間は令和4年3月1日~4月30日)。
児童・生徒心理調査分析等の実施
- コロナ禍でストレスを受けている児童・生徒について、教職員の日々の観察と合わせ、心理的分析を実施し、支援が必要な子どもを多面的に把握するとともに、早期に組織的な対応を行い、心のケアに取り組みます。
児童・生徒保健衛生
- 感染症対策として、歯科検診時に歯鏡の滅菌回数を増やし、直接手に触れずに2本の歯鏡によるダブルミラー式での検診を行います。
子ども関連施設等への消耗品費の購入補助等
- 学校、保育園、学童、児童館などに対して国の補助金などを活用して、感染症対策用の消耗品等を購入します。
地域経済と地域事業者等にかかわる取り組み
商店街への支援
- 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的とした取り組みに対し、商店街感染症対策事業補助金を支給します。
中小企業融資支援事業
- 中小事業者の活動支援のため、「新型コロナウイルス感染症対策特別資金」(令和2年3月から5月まで)等の利子補給を実施します。
ビジネス総合支援事業
- 中小事業者に対し、東京都中小企業振興公社の専門家派遣制度を利用する際の自己負担分の一部を補助します。
商店街装飾灯電気料補助金
- 各商店街への支援として令和2年度、3年度に続き、補助率を引き上げ、全額補助します。
立川文化芸術のまちづくり協議会への支援
- ポストコロナ社会に向けて、文化芸術のまちづくり協議会を通じて、活動継続のための支援金を補助します。
感染予防対策・ポストコロナを見据えた取り組み
保育園や学童保育所、児童館などでのICT活用
- 保育園や学童保育所、児童館などにおける保護者連絡ツールの導入、学童や児童館におけるWi-Fi環境を整備します。
「立川アートコレクション」バーチャル美術館機能の充実
- ポストコロナ時代の文化芸術活動を推進する観点から、自宅のパソコン等で絵画鑑賞が楽しめるバーチャル美術館機能を、ウェブサイト『立川アートコレクション』に新たに追加します。
各施設におけるアルコール消毒液等の購入
予備費の増額
- 予備費を新型コロナウイルス感染症対応として、積み増しして緊急対応等に備えます。