教育美風1～4

教育美風4

小学校3年生を担任した時、七夕の日にこんな話をしました。「織姫は神様の娘です。彦星は牛の世話をするしっかり者です。二人は結婚するのですが、だんだん働かなくなりました。怒った神様が、二人の間に天の川を作りました。離ればなれの二人は毎日泣き続けます。神様は『まじめに働けば1年に1回逢わせてあげる』と約束しました。心を入れ替えて働く二人が再会できるのが今日なのです。」と。（諸説ありますが…。）夜空を見上げた教え子たちが50才になりました。（7月7日　教育長　飯田　芳男）

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教育美風3

錦町あたりの立川通りを北に向かうと、たましんRISURUホールが見える交差点までは「坂道をのぼる」感じで息が上がります。しかしここは坂道というより「段丘」なのだそうです。理科の先生にそう教わってから、「ここは坂道ではない。今私は『河岸段丘』を歩いている。」と、自分に酔いしれています。立川市内をブラタモリする楽しさは格別です。（7月5日　教育長　飯田　芳男）

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教育美風2

ゆかいな新聞投稿を読みました。ある夜「まだ火が通っていないね」とご主人がつぶやきました。カリカリの手羽先を調理した奥様は、ご主人のつぶやきに驚きました。私もここまで読んで「生焼け？」と心配しました。心配した奥様がご主人の近くに行くと、ご主人はもくもくとテレビの野球を見ながら、手羽先をほおばったそうです。意外な展開です。ご主人は「まだヒット打ってないな」とつぶやいたという内容でした。クスッと笑えたので皆さんに教えたくなりました。（7月3日　教育長　飯田　芳男）

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教育美風1

市内各校の1年生の朝顔がぐんぐん成長しています。名句『朝顔につるべとられてもらい水』（加賀千代女・作）が思い浮かびます。もう一句『夕顔（ゆふがほ）や物のかくれてうつくしき』という加賀千代女の句もすてきです。私は、いろいろなものが夕方になって見えにくいのに夕顔の花が浮かび上がって美しいと解釈してみました。朝顔の成長を喜び、夕顔の輝きをほめる両句にちょっと元気をもらっています。（7月1日　教育長　飯田　芳男）

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