令和6年度立川市中学生平和学習派遣事業を行いました
立川市内の各中学校代表生徒9人が被爆地である広島市を訪問し、被爆した施設の見学や被爆された方などから当時の貴重な話を伺いました。
この事業は、中学生自らが平和についてより深く考え感じるとともに、在籍校の生徒や市民の方に広く発信することで、市として平和の取組みの充実を図ることを目的としています。
広島市への訪問
令和6年度は、柴崎学習館での事前学習を行ったのち、8月18日(日曜日)から20日(火曜日)までの2泊3日で行い、平和関連施設の見学や多くの関係者の方から話を伺うなどしました。

原爆ドームや平和記念公園、平和記念資料館を見学
1日目は原爆ドームや平和記念公園内の各施設を見学したのち、被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料を展示している平和記念資料館を見学しました。


被爆した小学校の平和資料館と厳島神社の見学
2日目には、爆心地に最も近い小学校として多くの犠牲者を出した本川小学校の平和資料館と、同じく爆心地に近く、被爆時の校舎の一部が保存されている袋町小学校の平和資料館を見学したのち、世界遺産である厳島神社を訪れました。


体験講話
3日目には1歳5か月で被爆された方から、被爆された方々が受けた差別やその後の生活、後遺症の苦しみなど貴重な話を伺いました。

立川教育フォーラムでの発表
参加した中学生たちは、広島から帰ってから事後学習を3回行い、広島での体験を振り返り、立川教育フォーラムでの発表に備えました。

令和7年1月25日(土曜日)に行った立川教育フォーラムで、広島で見たり聞いたりしたことやその感想を皆さんの前で発表しました。
参加した生徒からは「ガイドさんや被爆者の方に話してもらうことで、より深くヒロシマと原爆について考えることができました」「自分が体験して学んだことをたくさんの人に知ってもらう必要があると感じた」などの感想が述べられました。

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