岡田海緒選手(デフ陸上競技)

ページ番号1002979  更新日 2024年10月11日

立川市出身で、デフアスリートの岡田海緒選手を応援しています。

岡田海緒選手プロフィール

名前
岡田海緒(おかだみお)

生まれた年

1997年

出身地

東京都立川市

所属

三菱UFJリサーチ&コンサルティングAC

競技種目

デフ陸上競技

その他

デフ陸上競技女子800メートル、1500メートル、1マイル日本記録保持者

東京都立中央ろう学校、日本女子体育大学卒。
生まれつき耳が聞こえず、高校までろう学校に通う。幼いころから身体を動かすことが好きで、陸上競技は高校から本格的に始める。
女子デフ陸上を牽引する存在で、東京2025デフリンピックでの活躍が期待される。

主な競技歴

大会名 開催地 結果
第23回夏季デフリンピック競技大会(2017年) サムスン(トルコ)
  • 800メートル 6位
  • 1500メートル 7位
第1回世界ろう者室内陸上競技選手権大会(2019年) タリン(エストニア)
  • 800メートル 4位
  • 1500メートル 2位(銀メダル)
  • 4×400メートルリレー 4位
第18回日本デフ陸上競技選手権大会(2021年) 愛知県知多市
  • 800メートル 1位
  • 1500メートル 1位
第24回夏季デフリンピック競技大会(2022年) カシアス・ド・スル(ブラジル)
  • 1500メートル 3位

2023WorldGames of Deaf Athletics Teams 兼 第20回日本デフ陸上競技選手権大会(2023年)

東京都駒沢オリンピック公園
  • 800メートル 1位(DAT)
  • 1500メートル 1位(選手権)
第5回世界デフ陸上選手権大会(2024) 台湾
  • 800メートル 3位

市とのかかわり

第5回世界デフ陸上選手権銅メダルを獲得し、立川市長へ結果報告に表敬訪問

令和6年7月に台湾で行われた第5回世界デフ陸上選手権大会で女子800メートル銅メダルに輝いた報告に、令和6年9月6日に市長を表敬訪問されました。岡田選手は、令和6年3月に開催された立川シティハーフマラソン2024において1マイルの日本デフ記録を樹立されたほか、第24回夏季デフリンピック競技大会でも銅メダルの成績を残されており、2025年秋に東京で開催されるデフリンピックでも好成績が期待される日本デフアスリートの第一人者であると同時に、立川市出身で、これまでも大会結果報告や、市内学校をご訪問いただくなど、立川市ゆかりのアスリートとしてご協力いただいております。
訪問にはくるりんも参加させていただき、終始和やかな歓談となりました。
訪問後には、立川市公式YouTubeの撮影にご協力いただきました。現在公開中ですので、ぜひご覧ください。
立川市は引き続き、岡田選手を応援しています。

左からくるりん、岡田選手、酒井市長の集合写真

談笑される酒井市長と岡田選手

くるりんをなでる岡田選手

訪問終了後に横断幕にサインをいただきました。

横断幕にサインをする岡田選手

サインをしていただいた横断幕の横に立ち、笑顔の岡田選手

日本記録樹立と世界大会出場報告として立川市長を表敬訪問

令和6年3月10日に開催された立川シティハーフマラソン2024の女子1マイルレースにて、デフリンピックメダリストの岡田海緒選手が優勝し、その記録がマイル女子の日本デフ記録として認定されました。
そこで、令和6年5月31日に、日本デフ記録の樹立と、7月に台湾で開催される第5回世界デフ陸上選手権大会の800メートル出場内定の報告として、岡田選手が立川市長を表敬訪問されました。

岡田海緒選手と酒井市長

市長の話を聞く岡田海緒選手

談笑する酒井市長と岡田海緒選手

二人で向かい合い、ガッツポーズをする酒井市長と岡田選手

日本記録樹立の記念品贈呈式を実施

令和6年5月31日の市長表敬訪問終了後、立川市役所で日本デフ記録樹立の記念品贈呈式を行いました。
記念品は、大会協賛企業である株式会社立飛ホールディングス様からご提供いただきました立飛ビール1年分です。
贈呈式では、株式会社立飛ホールディングス広報部長上保様より、ご用意いただいたパネルと目録をお渡しいただきました。

立飛ホールディングス広報部長様と岡田選手

立飛ビールのパネルを受け取る岡田選手

また、色紙と横断幕に直筆のサインをいただきました。
色紙は泉市民体育館に、横断幕は市役所に掲示しております。
お立ち寄りの際にはぜひご覧ください。

サインを書く岡田選手

サイン色紙と岡田選手

横断幕にサインを書く岡田選手

サインを書いた横断幕の横に立つ岡田選手

市長表敬訪問

令和4年に第24回夏季デフリンピック競技大会がブラジルで行われ、令和4年5月10日(火曜日)の陸上女子1500mで岡田海緒選手が銅メダルを獲得し、帰国後市長へ報告をいただきました。

写真:岡田選手
銅メダルを獲得した岡田海緒選手(写真左)と市長

新生小学校にて講演いただきました

平成30年2月7日(水曜日)、新生小で岡田海緒選手の講演会が開かれました。

競技との出会いや大会に出場して感じたこと、成長したことなど、これまでの貴重な経験をもとにお話しいただきました。

講演後にはランニング体験会を開催し、子どもたちは競技の難しさやアスリートのスピードを体感しました。

写真:岡田海緒さん講演会の様子
手話による講演会
写真:体験会の様子
ランニング体験会(光の合図によるスタートを体験)

デフ陸上競技とは?

デフ陸上競技は、聴覚障害者が取り組む陸上競技のことです。「デフ」とは英語の「deaf」(耳が聞こえないの意味)に由来します。

競技のルールは基本的に一般的な陸上競技と同じですが、聞こえない選手は、スターターの音や審判の笛が聞こえないためにプレーするうえで大きなハンデになってしまいます。そのため、デフ陸上競技ではスタート時に光るフラッシュランプや旗を用いることで選手たちに目に見える形で必要な情報を伝えています。

デフ陸上競技に限らず、デフスポーツには視覚的に情報が保証された競技環境が必要になります。

デフリンピックとは?

デフリンピックとは、耳の聞こえない選手のための国際的なスポーツの大会で、ろう者のためのオリンピックに位置付けられます。デフリンピックは、1924年に国際的な障害者スポーツ大会として初めて開催されました。

基本的なルールはオリンピックと同じですが、競技中のコミュニケーションは国際手話で行われ、スタート音の代わりに光の合図が出るランプを使用するなど、デフリンピックならではの特徴があります。

デフリンピックには補聴器や人工内耳を着用しない状態で、聞こえが良い方の耳の聴力レベルが55デシベル以上の方が出場します。競技中は、補聴器等の着用が認められていません。これは、選手同士が聞こえない立場でプレーするという公平性の観点によるものです。

関連リンク

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文化スポーツ部 スポーツ振興課 スポーツ振興係
〒190-0015 立川市泉町786-11 泉市民体育館内
電話番号(代表・内線):042-523-2111(内線4412)
電話番号(直通):042-529-8515
ファクス番号:042-534-5169
文化スポーツ部 スポーツ振興課 スポーツ振興係へのお問い合わせフォーム

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