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ホーム > 防災・防犯 > 災害支援 > 平成23年(2011年)東日本大震災 > 放射線・放射能に関する情報 > 放射線と単位について
更新日:2022年4月10日
立川市では、空間放射線測定を一時間あたりの1センチメートル線量当量で測定しています。単位は毎時100万分の1シーベルト(マイクロシーベルトパーアワー)です。放射能についてはベクレルで測定しています。東京都健康安全研究センターホームページより引用した、「放射線の単位」と、「放射線量について:1ミリシーベルトの持つ意味は?」について、参考に記載します。
放射線の単位、性質や影響などについて、東京都健康安全研究センターホームページや、文部科学省の放射線に関する副読本として、インターネットで公開されています。あわせて参考にしてください。
対象 |
単位 |
内容 |
|
---|---|---|---|
放射線 |
線量当量 |
シーベルト(Sv) |
人体が放射線を受けたときの影響度合、放射線被ばくの量。 |
吸収線量 |
グレイ(Gy) |
放射線がある物質に当たったとき、その物質に吸収されるエネルギー量。 |
|
計数率 |
カウンターパーミニッツ(cpm) |
放射線の種類やエネルギーの区別無く放射線の数を計測する単位。 |
|
放射能 |
壊変毎秒 |
ベクレル(Bq) |
1秒間に原子核が壊変する回数。1秒間に1回壊変する場合、1ベクレル。 |
国際放射線防護委員会(ICRP)が2007年に出した勧告で、平常時における管理できる範囲での、一般の人の年間積算線量の値です。これは、一般の人が受ける原子力施設からの放射線の量をなるべく低く抑えて管理しようとするための指標であり、健康に影響を及ぼすか否かを示す基準ではありません。またこの指標値には、自然界から受けると言われている年間2.1ミリシーベルト(日本平均)の放射線量や医療行為によって受ける放射線量は含まれていません。国内では、国の原子力安全委員会が平常時のモニタリングとして、原子力施設の周辺住民等の健康と安全を守るため、環境における原子力施設に起因する放射性物質又は放射線による周辺住民等の線量が年間1ミリシーベルトを十分に下回っていることを確認し、その結果を周辺住民等に提供することとしています。
なお、環境省では、放射性物質汚染対処特措法に基づく汚染状況重点調査地域の指定や、除染実施計画を策定する地域の要件を、毎時0.23マイクロシーベルト以上の地域であることとしました(測定位置は地上50cm~1m)。この数値は、追加被ばく線量年間1ミリシーベルトを、一時間あたりの放射線量に換算し、自然放射線量分を加えて算出されたものです。
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