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更新日:2021年11月24日
平成31年度より立川市医療的ケア児支援関係者会議を設置しています。その中でより実効性のある対策等を検討するためには、医療的ケア児に関する地域の課題やどこにどのような医療的ケア児がいらっしゃるかを把握する必要があると考えられ、アンケート、実態調査を実施いたしました。
ニーズ調査の主な結果
1.医療的ケア児を介護する家族の負担が大きくなっている。
2.家族の介護負担軽減のサービスについて:レスパイトに資するサービスの不足感が強くなっている。
3.家族の介護負担軽減のサービスについて:仕事との両立に資するサービスの不足感が強くなっている。
4.医療的ケアについて相談できるところが限られており家族が孤立しやすい。
事業所調査の主な結果
1.医療的ケア児やその支援方法を知らない事業所が4割を超えている。
2.事業所は、医療的ケアを実施するために様々な工夫を行っている。
3.事業所は医療的ケア児を受け入れるためには職員のスキルアップが必要だが、障害福祉サービス事業所ではヘルパー不足が深刻で、研修等に取り組むことは難しい。
4.医療的ケア児を支援したことのある看護師がいるのは、訪問看護ステーションがほとんどである。市内児童発達支援事業所に看護師はいるが、市内放課後等デイサービス事業所に看護師はいない。看護師による医療的ケア児への支援を推進するためには、研修の実施や多職種連携の推進が有効である。
2.立川市の医療的ケア児の支援の現状とこれまでの活動・取り組み(PDF:246KB)
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