根川緑道の桜の保全活動
立川公園根川緑道の桜の保全として、簡単な土壌改良を行いました。その様子をご紹介します。
市の貴重な財産であり環境資源である根川緑道にて、市が活動を支援するボランティア団体「根川緑道さくらの会」が桜の保全として簡単な土壌改良を行いました。
下記の写真は、2022年2月27日(日曜日)に行われた様子で、桜の周囲の土に検土杖器を用いて穴をあけ、その中に土壌改良剤としてパーライトを少量投入し、土壌の物理性を改善する方法です。
冬季の保全活動の第2回目を実施しました。作成した保全計画に従いAゾーンの土壌改良を行いました。今回も土壌を検査する検土杖と言われる、土層を調査する器具を活用しました。先がとがっているので、それを活用して、硬化した土壌を取り出し、黒曜石パーライトという透水機能の優れた土壌改良材をすき込んで作業を行いました。
今回はNo.43の1本について、樹木の周囲に合計60穴程度の土壌改良を実施することが出来ました。樹木周辺は踏み固められ、非常に硬く掘ることに苦労しました。この作業は、掘る径が小さいので毎年でも実施することが可能になります。
興味のある方は、NPO法人集住グリーンネットワークへファクスかフェイスブックでお問い合わせください。
土を掘る道具
これは、桜の周りの土を掘る道具です。金色の道具は、先端がドリルになっているので回しながら掘り進めます。
その他の道具は検土杖器で、地面に押し込み土をとる方法です。
道具の説明
樹木医の甲野さんがボランティアの方に、検土杖器などの使い方を説明しているところです。
作業風景
実際の作業風景です。
太い木の根にぶつかったときは、検土杖器を前後左右に揺らすともっと深く掘れるようになります。50~60センチまで穴を掘りました。
土壌改良剤の投入
掘った穴に土壌改良材としてパーライトを入れた様子です。
パーライトは、火山岩や珪藻土、真珠岩などを原料として高温で熱処理してできる発泡体で、土の通気性、排水性をよくする働きがあります。
桜の土壌改良には、黒曜石パーライトのMサイズを使用しています。
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