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更新日:2023年6月1日
書籍名 | 概要 | 価格 |
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B5判・カラー口絵8ページ・本文602ページ・上製本 | 3,500円 | |
古代・中世 | B5判・カラー口絵16ページ・本文604ページ・上製本 | 2,500円 |
近世1 |
B5判・カラー口絵16ページ・本文604ページ・上製本 |
2,500円 |
近世2 | 2024年度刊行予定 | |
近代1 | 2024年度刊行予定 | |
近代2 | B5判・カラー口絵8ページ・本文580ページ・上製本 | 2,500円 |
現代1 | B5判・カラー口絵4ページ・本文579ページ・上製本 | 2,500円 |
現代2 | 2024年度刊行予定 | |
柴崎の民俗(残部僅少) | B5判・カラー口絵8ページ・本文535ページ・上製本 | 2,500円 |
砂川の民俗 | 2023年度刊行予定 | |
A4判・フルカラー・190ページ・DVD付 | 3,000円 | |
写真集 | 2023年度刊行予定 |
書籍名 | 概要 | 価格 |
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先史編1 | A4判・177ページ | 1,000円 |
先史編2 | A4判・206ページ | 900円 |
先史編3 | A4判・86ページ | 600円 |
古代・中世編1 | A4判・フルカラー・249ページ | 2,000円 |
近世編1 | A4判・249ページ | 1,000円 |
民俗・地誌編1 | A4判横・550ページ | 1,500円 |
民俗・地誌編2 | A4判・122ページ |
600円 |
刊行予定年度は新型コロナウイルス感染症の影響等により変更の場合あり
B5判・カラー口絵8ページ・本文602ページ・上製本・価格3,500円
『新編立川市史資料編先史』は、立川市域の遺跡から出土した先史時代の考古資料をまとめたもので、文字資料がまったくない旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代が対象です。立川市には21か所の遺跡があり、向郷遺跡や大和田遺跡などで先史時代の遺物が多量に発掘されています。その中から各時代の人々の生活・文化をよく表す重要な資料を選び、時代順・時期別に整理して解説するものです。また、縄文土器に残るマメ類の種子圧痕の自然科学分析の成果や、地中レーダー探査による古墳の調査成果なども収録しています。都市開発の中で進められてきた遺跡の保護と埋蔵文化財調査の歩みを資料でたどった最終章は、他の自治体史にはない特色です。
考古資料の記述には耳慣れない専門用語が多く、一般の方々には難解に感じられるかもしれません。そのため本書では実測図や写真を多用し、主要な考古資料を画像で一覧できるカタログのような本にまとめました。ものが語る立川の先史時代をぜひ紐解いてみてください。
口絵
刊行に寄せて
編集にあたって
例言
凡例
挿図目次
表目次
写真目次
第1章:立川市域の環境史
第2章:立川市域の考古学
第3章:先史時代の編年
付編:用語解説
第4章:時代史1・更新世の石器文化―旧石器時代・縄文時代草創期―
第5章:時代史2・縄文文化の形成期―縄文時代早期・前期―
第6章:時代史3・中期縄文文化の時代―縄文時代中期―
第7章:時代史4・初期農耕社会の時代―弥生時代・古墳時代―
第8章:自然科学からみる先史時代の立川
第9章:埋蔵文化財行政と普及活動
挿図・表・写真出典一覧
B5判・カラー口絵16ページ・本文604ページ・上製本・頒布価格2,500円
『資料編古代・中世』では、奈良時代以前から戦国時代までの立川市域に関わる文献資料を収録しました。
収録資料の中心は、中世立川氏に関する資料です。立川氏の末裔が伝えた古文書(立川文書)のほか、戦国時代までの立川氏に関する資料を網羅的に収集し、また立川郷周辺地域の領主に関する資料も収録しました。
立川氏を含む西党日奉氏一族に関する資料を収録したことも本資料編の特徴です。西党日奉氏は、武蔵国衙在庁官人として活動し、その一族は多摩郡西部を中心に、鎌倉時代には西国にも所領を得て活動しました。ここに日奉氏一族の全体像が捉えられるようになりました。
そしてもうひとつの目玉は、玄武山普済寺に関する資料です。ここには今回初めて紹介する資料もあります。
一点一点の資料は難解ですが、これを読み解いていくことで古代・中世の立川と周辺地域に生きた人びとの姿が浮かび上がってくるはずです。
口絵
刊行にあたって
凡例
解説
第一章:編年史料
第二章:普済寺版
第三章:普済寺過去帳
第四章:系図
B5判・カラー口絵16ページ・本文604ページ・上製本・価格2,500円
『資料編近世1』は、江戸時代の柴崎地区の旧家に残された古文書や絵図類を収録しました。冒頭の「この本を読まれる方へ」は、柴崎村と柴崎新田の概要と、地方文書について分かりやすく述べた本書のガイドです。
第一章では、柴崎村の名主役を務めた鈴木家の文書について、八節に分けて史料を収録しました。村役人と組のあり方、御用鮎上納、鈴木家の系図と由緒、立川連と俳諧文化、多摩川と村、天然理心流など豊富な内容です。
第二章から第九章では、五十嵐家、小川家、中嶋家、諏訪神社、普済寺などの柴崎村の旧家や寺社の文書と、中藤家文書などの市外文書を収録しました。
これらの史料を読み解くことで、江戸時代の柴崎地区で暮らした人々の営みの新たな一面が見えてきます。どうぞお手に取ってご覧ください。
口絵
刊行にあたって
凡例
この本を読まれる方へ
第一章:鈴木家文書
第二章:五十嵐盈三家文書
第三章:井上家文書
第四章:小川家文書
第五章:諏訪神社文書
第六章:中嶋家文書
第七章:普濟寺文書
第八章:諸家文書
第九章:市外文書
B5判・カラー口絵8ページ・本文580ページ・上製本・価格2,500円
『資料編近代2』は、陸軍省が立川飛行場の開設を決定した大正10年(1921)から、アジア・太平洋戦争が終結する昭和20年(1945)まで、25年間に及ぶ資料を収録しました。
立川飛行場が開設されると人口が急増して、立川村は町制を施行しました。立川駅には鉄道各線が乗り入れて、交通の要衝となります。駅周辺は次第に市街地化が進んで、市制も施行されました。その間、昭和恐慌から戦時体制、太平洋戦争にかけて地域の様相は大きく変貌していきました。
激動のこの時代を、行政文書(立川村〈町・市〉役場文書・砂川村役場文書)や諸家文書、普済寺文書(廣福寺保管)、岩﨑倉庫株式会社、株式会社立飛ホールディングス、新聞記事(多摩版)、さらに防衛省防衛研究所、国立公文書館、国立国会図書館、東京都公文書館、たましん地域文化財団などの資料から見ていきます。
刊行にあたって
凡例
総解説
第一章:立川飛行場と立川町制施行
第二章:昭和恐慌期と立川の発展
第三章:戦時体制下の立川
第四章:立川市政施行とアジア・太平洋戦争
B5判・カラー口絵4ページ・本文579ページ・上製本・頒布価格2,500円
現代部会単独での初の刊行物『資料編現代1』は、敗戦から立川と砂川の合併までの18年間を対象に、次の5章で構成しました。
第1章「敗戦と占領」では、米軍の進駐・接収と地域での混乱を、次の第2章「戦後改革と地域社会」では、自治体警察・農地改革・教育改革といった民主化の諸相を、第3章「復興へのあゆみ」では、朝鮮戦争の影響と深刻化する基地問題を中心に採り上げました。第4章「砂川闘争とその影響」では、闘争の展開と広がり、さらに米軍と米政府の動向を、最後の第5章「砂川合併の道のり」では、都市化の進展と地域社会の変容、合併の過程を主に扱っています。
この18年間は、現在に通ずる立川市の発展の基礎を形づくった時期といえます。掲載資料を通して、立川と砂川のそれぞれの特色あるあゆみと、そこに見られる両者の連携や影響・異同にも、注目していただきたいです。
刊行にあたって
凡例
総解説
第一章:敗戦と占領
第二章:戦後改革と地域社会
第三章:復興へのあゆみ
第四章:砂川闘争とその影響
第五章:砂川合併の道のり
B5判・カラー口絵8ページ・本文535ページ・上製本・頒布価格2,500円
『資料編柴崎の民俗』は柴崎地区を対象とする民俗調査の成果を掲載しています。
柴崎地区とは富士見町・柴崎町・錦町・羽衣町・曙町・高松町・緑町にあたります。この地区は、駅や飛行場の設置に伴って変貌し、急激な都市化が進みました。
本書の狙いは、柴崎地区に住まう人々の民俗を通して、柴崎地区の変遷と現在を描くことにあります。具体的には、生業、自治会、衣食住、人生儀礼、年中行事、祭り、芸能などの面から、高度経済成長期における急激な変化を踏まえて、基層にある農村的性格や民俗的慣行がどのように移り変わってきたのかを描いています。記述内容は写真・文書・口述資料(話者自身や家族、先代の経験)・観察資料など多様な資料を根拠とし、戦後復興期、第二次世界大戦以前の様相にも触れています。
市民の方々の調査協力によって、本書からは、高層化した都市的景観とは異なる立川の姿が生き生きと浮かび上がってくるものと思います。
口絵
刊行にあたって
凡例
第一章:柴崎地区の成り立ちと生活空間
第二章:社会
第三章:産業・生業
第四章:衣・食・住
第五章:人生儀礼
第六章:年中行事
第七章:信仰
第八章:民俗芸能
A4判・フルカラー・190ページ・DVD付・頒布価格3,000円
明治初期の珍しい絵図をはじめとした、平成30年までの立川に関係する地図・絵図資料87点を収録。時代による立川の変遷を地図で振り返ります。個別テーマを取り上げたコラムも掲載。付録のDVDには主要な地図を高精細データで収録します。
刊行にあたって
凡例
総解説
第1章:近代
第1章解説:郊外農村から空都・軍都へ
第2章:現代
第2章解説:米軍基地の町から商都へ―中核都市・立川の軌跡
資料編と並行し、最新の研究成果をまとめた調査報告書も随時刊行していきます。
A4判・177ページ・頒布価格1,000円
竹内勇貴氏寄贈資料は、向郷遺跡で発掘された縄文時代中期の良好な資料群です。土器や石器を紹介するほか、土器に含まれる鉱物の分析や、粘土に残された植物種子の圧痕の分析結果も掲載しています。向郷遺跡の新たな一面を探る調査報告書です。
第1章:立川市の地理的環境と市内の遺跡
第2章:向郷遺跡と竹内勇貴氏寄贈資料
第3章:出土遺物
第4章:考察
第5章:向郷遺跡と多摩地域の中期縄文文化―総括―
附編:自然科学分析
A4判・カラー口絵4ページ・本文206ページ・並製本・価格900円
大和田遺跡は、縄文時代中期中葉から後葉(今から約5400~4500年前)を中心とする遺跡で、多摩モノレール柴崎体育館駅周辺にあります。これまで行われた調査のうち、正式な報告書が刊行されていなかった第1・3・4地点発掘調査資料(昭和29・46・47年(1954・71・72年))の再整理を実施し、報告書にまとめました。
第1章:大和田遺跡と既往の調査
第2章:大和田遺跡第1地点の再整理と成果
第3章:大和田遺跡第3地点の再整理と成果
第4章:大和田遺跡第4地点の再整理と成果
第5章:大和田遺跡第1・3・4地点で獲得された資源
第6章:第1・3・4地点発掘調査資料再整理のまとめ
A4判・カラー口絵2ページ・本文86ページ・並製本・価格600円
先史部会が古墳時代(3世紀後半~7世紀頃)を対象として行った調査成果を収録しています。古墳の可能性が高いと言われていたNo.13遺跡(沢稲荷・柴崎町四丁目)とその周辺地域では、地中レーダー探査を実施しました。また、多摩川流域の古墳群の調査データをまとめた一覧と地図を掲載し、立川市域の古墳の様相を検討しました。
第1章:立川市域の地理的環境と遺跡
第2章:古墳推定地の地中レーダー探査と成果
第3章:多摩川流域における古墳の分布
第4章:総括
A4判・フルカラー・249ページ・並製本・価格2,000円
正誤表(PDF:39KB)(令和5年6月更新)
立川市には古代・中世の遺跡、石造物、仏像等の美術工芸品が遺されています。このたび古代・中世部会では、これらの詳細な調査を行い、その成果を報告書としてまとめました。
本報告書では、現在では失われてしまったものや損傷してしまったものについても、立川の古代・中世を知るための重要な資料として調査を行いました。普済寺の板碑群、普済寺本尊釈迦如来坐像や開山の物外和尚像は残念ながら焼損・焼失してしまいましたが、過去の調査を再検証し詳細なデータを示しました。
また現存するものとして特筆すべきは、立川市を代表する石造物・国宝の普済寺六面石幢です。今回、画像処理の技術も用いて分析を行い、類例調査の結果からも、普済寺六面石幢が規模や彫刻、石材加工においても特殊で優れたものであったことがわかりました。また柴崎町の旧満願寺に安置されていた仏像がいくつか伝存しています。
このような貴重な文化財が身近にあることを知っていただき、本報告書をご活用いただければ幸いです。
はじめに
凡例
第一部:遺跡から見た古代・中世の立川
第二部:立川市の中世石造物
第三部:国宝六面石幢
第四部:立川市の美術工芸品
A4判・約249ページ・頒布価格1,000円
鈴木家は江戸時代に柴崎村の名主を勤めた家で、明治以降も行政に関わるなど、地域に貢献を果たしてきた家です。文書目録からは、江戸時代から明治以降近代にわたり立川市域でどのようなことが起こっていたかなど、多くの貴重な事実を知ることができます。
口絵
凡例
総目次
解題
目録本文
寄贈分
寄託分
編集後記
A4判横・550ページ・頒布価格1,500円
砂川青年団の機関誌「いづみ」14冊(昭和25年から34年まで)を収録するほか、当時の砂川青年団経験者8名による座談の記録を紹介。戦後、激変する生活や地域のようすを青年団活動を通して読み解く調査報告書です。
はじめに
凡例
目次
『いづみ』(昭和二十五年度~昭和三十四年度)影印
『いづみ』(昭和三十五年度~昭和五十三年度)目次影印
砂川地区青年団経験者座談記録
解説
おわりに
A4判・122ページ・並製本・価格600円
口承文芸とは、いわば「口伝えの文芸」、話し言葉の中にある優れた言語表現のことです。『柴崎の口承文芸』には、『資料編柴崎の民俗』の調査の際に得られたものの、そこに未収録であった「はなし」と「ことば」についての資料を収録しました。
「はなし」には、人魂や送り狼、狐に化かされた話のような真偽不明のものから、かつての豊かな自然環境や質素な農村生活についての思い出話、空襲下を逃げまどった幼い日の体験談、高度成長期前後の子どもたちの武勇伝など、富士見町・柴崎町・錦町・高松町などの方々からお聞かせいただいたさまざまな話120ほどを、土地の言葉そのままに収録しました。「ことば」には、富士見町の一女性が伝える方言として、1300近い語彙や訛語(なまり)を、多くの文献と比較し、近隣の類例とともに収録しました。
凡例
第一章:柴崎のはなし
第二章:ある女性のことば
各刊行物は以下の市施設または書店で購入が可能です。また、立川市内の図書館でも閲覧できます。
郵送にてご購入を希望される方は市史編さん事務局までお問合せください。
電話番号042-528-4383
電話番号042-525-0860
電話番号042-522-1231
電話番号042-512-9910
書店では市史編さん広報紙『たちかわ物語』の配布は行っておりませんのであらかじめご了承ください。
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