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更新日:2022年7月29日
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。日本では、年間約522万トン(農林水産省令和2年度推計)の食品ロスが発生しています。これを国⺠1⼈当たり⾷品ロス量に換算すると、1⽇約113グラム(茶碗約1杯のご飯の量)になり、年間の累計は約41キログラム近くに達します。
食品ロスの全体量522万トンのうち、約半分にあたる247万トンが家庭から出ています。
立川市においても、清掃工場に多くの量の食品ロスが燃やせるごみとして搬入されています。
清掃工場に搬入された食品ロスの一部
暮らしの中のちょっとした工夫や心がけで食品ロスの発生を予防することができます。
食材を調理する際に、なるべく食品ロス(過剰除去)を減らして作るレシピのことです。消費者庁がクックパッドと連携して、多くのレシピを公開しているので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。くわしくは下記リンクよりご覧ください。
加工食品には、「消費期限」か「賞味期限」が表示されています(※)が、皆さんはその違いをご存じですか。
消費期限や賞味期限は、表示されている保存の方法で保存した場合の、開封前の期限です。一度開封したら、期限にかかわらず早めに食べましょう。
賞味期限 | 消費期限 | |
---|---|---|
意味 |
おいしく食べることができる期限(best-before) この期限を過ぎても、すぐに食べられないと いうことではない |
期限を過ぎたら食べないほうがよい期限(used-by date) |
表示 |
3か月を超えるものは、年月で表示し、 3か月以内のものは年月日で表示 |
年月日で表示 |
対象の食品 |
スナック菓子、カップめん、缶詰、レトルト食品 ハム・ソーセージ、卵、牛乳など |
弁当、サンドイッチ、生めん、総菜、ケーキなど |
市では、小盛りメニューの導入など、食品ロス削減の取組をしている市内飲食店を「食べきり協力店」として登録して紹介する制度を実施しています。くわしくは下記リンクをご覧ください。
「てまえどり」とは、おにぎりやサンドイッチなどを購入後すぐ食べる場合は、商品棚の手前にある販売期限の迫った商品を積極的に選ぶ購買行動です。
本事業は、立川市が「てまえどり」を呼びかけるポップを作成し、協力店舗が該当する商品棚に掲示することで、消費者(市民)に「てまえどり」の実行と定着を促して、食品ロス削減に繋げることを目的としており、基本的には6月の環境月間と10月のフードロス削減月間に実施します。
どうしても出てしまった生ごみの処理は、市が無償提供する「たい肥の素」を活用して、ベランダたい肥づくりにチャレンジしてみましょう。くわしくは下記リンクをご覧ください。
[自宅で気軽に生ごみ減量]ベランダでたい肥づくりをしてみませんか
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