長野県大町市との姉妹都市交流
長野県大町市との姉妹市交流についての概要をお知らせいたします。
1.姉妹都市提携年月日
平成3年3月25日
2.締結の経緯
昭和62年9月の政府の施策による「都市と農村を結ぶ交流事業」で立川市から市民48人が大町市を訪問したことが契機となり、以後、立川市の「バッカリ市(現在は楽市に名称変更)」への大町市の参加、ゲートボールなどのスポーツ交流が行われるようになりました。昭和63年立川市議会に設けられた「友好都市推進調査特別委員会」において協議が重ねられ、同委員会からの報告書の提出を受け検討の結果、市の事業を通じて交流実績が深い大町市と地方行政・文化・スポーツなどの面で、より一層広範な交流と協力を行おうと、平成3年3月25日、大町市において姉妹都市の締結を行いました。
この後、平成7年4月には「災害時の相互支援協定」を締結しております。
3.交流の内容
ふるさと体験交流事業
昭和62年に行われた「都市と農村を結ぶ交流事業」は、翌昭和63年度からは「ふるさと体験交流事業」(大町市の“やまびこまつり”への参加をはじめ、農産物収穫やマスのつかみどり等を民宿に滞在しながら体験)という青少年健全育成事業として、平成9年度までの10年間続けられました。
スポーツ交流事業
スポーツ交流事業は、市民レベルでの交流として昭和62年から行われてきましたが、市としての交流は姉妹市提携が行われた後、平成5年度から実施されるようになりました。体育協会加盟の競技団体が大町市へ訪問、大町市からも立川市へ訪問するなどの交流が行われ、現在は体育協会を通じて自主的に交流を行っています。
楽市への出店
たちかわ楽市に大町市の商工団体から地方物産の出店をしています。
姉妹市関係資料コーナーの設置
平成7年1月の中央図書館開館に伴い、地方行政コーナーの中に姉妹市関係資料コーナーを設置し、大町市の資料、書籍を置き、利用者への貸出を行っています。コーナー設置時には、立川市図書館の再利用本を大町市図書館に寄贈し、両館の交流を深めています。
災害時相互支援協定
平成7年4月、同協定を災害対策基本法第67条の規定に基づき締結しました。地震や洪水などの災害が発生した場合、人員を派遣したり、機材を提供するなど相互の支援し、円滑な救助・消防・給水活動や応急対策、復旧活動を行うことが定められています。
その他の交流
平成14年2月姉妹市提携10周年を記念して、大町市の合唱団と立川市を中心とする市民合唱団との交流演奏会、多摩交流演奏会「多摩のかけはし」が開催されました。
本市の国外姉妹都市(米国サンバーナディノ市)からの交換高校生が平成10年度から大町市を訪問し、ホームスティにより大町市市民との交流を行っています。
平成21、22年度には大町市で姉妹都市友好関係を記念し、立川市民限定で、立山黒部アルペンルートの運賃割引などの特典がセットになった「まる得きっぷ」などの販売しました。
平成22年8月には環境プログラムを取り入れた市民による「大町森林保全隊」を派遣し、巣箱作りなどの森林保全体験や植樹記念式典に参加をしました。その後「大町森林保全隊」は平成26年度まで毎年継続して実施しました。
平成27年8月には観光プログラムを取り入れ「大町観光特派員」を市民に募り、文化・観光体験型事業を実施しました。
財団法人立川市地域文化振興財団では、平成3年から平成11年まで1泊2日の大町ハイキングバスツアーを実施し、大町市民の方々と交流を深めました。また、平成21年には新たに「国営アルプスあづみの公園」がオープンし、ハイキング事業を実施しました。
姉妹都市提携周年事業
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