立川市核兵器廃絶平和都市宣言

戦後80年を迎え、立川市は核兵器のない世界と恒久平和の実現を目指し、令和7年12月18日に宣言をおこないました。

立川市核兵器廃絶平和都市宣言

　かつて飛行場をはじめ多くの軍事施設を有し、戦禍と接収の歴史を持つ立川市は、戦後80年を迎えた今、多様な人々が集う、平和と文化のまちへと発展しました。

　私たち立川市民は、かけがえのない命と平和を守ることこそ人類共通の願いであり、真の平和は対話と信頼によって築かれるものと信じます。

　しかし、混沌とした国際情勢の中にあって、核兵器による威嚇と開発は続いており、平和への願いが脅かされています。

　核兵器の使用は人間の尊厳を踏みにじり、非人道的な結末をもたらす行為であり、決して許されるものではありません。

　唯一の被爆国として、立川市は核兵器のない世界と恒久平和の実現を目指し、ここに「核兵器廃絶平和都市」を宣言します。

令和7（2025）年12月18日

立川市