立川市障害者施策推進委員会会議概要(令和5年度第3回)

ページ番号1021725  更新日 2024年6月20日

令和5年度第3回立川市障害者施策推進委員会会議概要を公開します。詳細は下記の本文、または「関連ファイル」をクリックしてご覧ください。

令和5年度第3回立川市障害者施策推進委員会

開催日時

令和5年10月23日(月曜日)午前10時~正午

開催場所

立川市役所本庁舎101会議室

議事案件

  1. 開会
  2. 第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画の進捗管理について
  3. 第7期障害福祉計画・第3期障害児福祉計画の策定について
  4. 第7次障害者計画の策定について
  5. 立川市自立支援協議会について
  6. 条例の周知と障害の理解促進に向けた啓発の取組について
  7. その他連絡事項等
  8. 閉会

議事内容

開会

第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画の進捗管理について

事務局説明

前回の会議で出た意見を踏まえ委員長と副委員長とで内容の調整を行い、障害者施策推進委員会意見案を作成した。
11月に開催される自立支援協議会の意見も記載し、最終的に市の方で改善策の検討、作成後、ホームページでの公開という流れになる。

質疑・意見等
  • 成果目標2について。居宅介護の目標が前年度、前々年度に比べ減っており、今後予算が削られてしまうのではないかと不安。サポート体制をもっと充実させる必要があるのではないか。
    →現状、ここ3年間の数字を踏まえて減少傾向で捉えていたが、連絡会等の意見も反映し、今回の素案の中では目標値について修正をしている。
  • 成果目標5について。重症心身障害児ではない肢体不自由児は、利用できる放課後デイサービスが少ない。発達障害や重症心身障害児、医療的ケア児のための施設や支援機関を増やしていくという目標に、肢体不自由児も加えてほしい。
    →重症心身障害児に該当しない、肢体不自由児の実態についての意見は聞いたことがなかったため、今後様々な関係機関から意見を頂戴して、皆さんに共有したい。

第7期障害福祉計画・第3期障害児福祉計画の策定について

事務局説明

障害福祉計画、障害児福祉計画ともにアンケートの結果報告。今後決裁を進める。
自立支援協議会、庁内の連絡会での意見を踏まえ、素案の案を作成。修正箇所について説明。
今後のスケジュールについて。10/27に各部課長等で構成している連絡会、10/30自立支援協議会の運営会議で意見を聴取し、素案の案が確定となる。11月に行われる東京都とのヒアリング、庁内での経営会議政策会議で素案の調整を行う。その後、12月の議会で素案を報告、12月の中旬から1月の中旬までパブリックコメントを実施。パブリックコメントを踏まえ計画の原案の作成となる。

質疑・意見等
  • 自立生活援助の実績量が年々減っており、今後の見込量も減っている。これからの地域支援ということで、見込量は多めに設定した方がいいのではないだろうか。
    →実績量が減少していることから、令和4年度の実績量3人に合わせた見込量を今回記載している。施設や病院から退所退院される方も毎年6人前後出ているため、見込量について再度調整する。
  • ヘルパーの高齢化、新しい支援者の確保が課題となるが、行政としての対策や意見をお聞きしたい。
    →20~40代のヘルパーは自身の家庭があり施設でのヘルパー業務に従事している。そのため、家庭内での支援を行うホームヘルパーは高齢化しており、70代を迎え、引退をされる方が今日増加傾向にある。市では、自立支援協議会を通してサポート出来ることがないか、現在協議中である。
  • 事業所によってはガイドヘルパーの定年を引上げ、75歳まで働くことが出来る。しかし、新規のヘルパーが増えていないため、利用者増加に対して対応出来ずにいる。
  • 知的障害の方の移動支援事や強度行動障害の方の行動援護のヘルパーの人材確保という点について、現在検討していることはあるか。
    →前回の自立支援協議会でも議論となったが、例えば市から補助金を出す、時給単価を上げるなどの必要性があるという認識はある。検討部会で今後も検討していく。自治体レベルでの対応は難しく、市だけで動いてもヘルパーが増えることはないと考えている。将来を見据えた対策が必要になる。東京都市長会、全国市長会を通して、国へも強い要望を要請していきたい。
  • 自立生活援助がまだ周知されておらず、ニーズに繋がらないことがある。支援の内容など、知ってもらうための工夫が必要となる。
  • 民生委員として様々な方との関りがあるが、コロナ禍をきっかけに支援が途切れるというケースが増えている。対面ではない電話での相談が多く、相手の生活環境等の実態調査が出来ていない場合が多い。誰でも気軽に相談が出来る窓口が早急に必要とされる。
    →令和7年を目途に基幹相談支援センターの設置を予定している。
  • 手話通訳者について定年ということは決めていないが、高齢化に伴い、自身で限界を感じ辞めていく方が増えている。手話通訳を頼っていても、正しい情報が伝えられているか不安を感じることがある。また、若い世代の手話通訳者の養成をしているが、手話通訳だけで生活することはできないため、基本的には他の仕事を持ってボランティアで手話通訳活動をしている方が多い。その場合、派遣を依頼したときに、同じ通訳者ばかりが来るというような現状がある。専門員としてそれに見合う謝金を検討していただければ、手話通訳者はもっと増えると思っている。手話通訳の給料で生活できる状況になるよう、市と協議していきたい。

第7次障害者計画の策定について

事務局説明

令和7年度から始まる第7次障害者計画に関するアンケートを9/22に発送し、10/23が回答の期限と定めた。次回の会議にて結果の報告となる。
この計画の上位計画となる立川市第5次長期総合計画を策定しており、概要について不明点が多いため、今回の会議で大きな動きはない。主に年明けの第4回からスタートとなる。

質疑・意見等
  • 長期総合計画は、今年度中にある程度の方向性は決まるのか。
    →令和7年6月の議会で最終的な報告となる。あと1年程かかる見込み。

立川市自立支援協議会について

事務局説明

10/2に行われた令和5年度第2回自立支援協議会の概要について説明。自由記述欄のまとめ方、居宅介護の見込量の出し方・減っている理由について意見が出た。
会議概要については、次回配布する予定となる。

決定事項

報告のみ、異議なし。

条例の周知と障害の理解促進に向けた啓発の取組について

事務局説明

今年度の条例啓発の取組と令和4年度の実績について報告。

決定事項

報告のみ、異議なし。

その他連絡事項

事務局説明

第4回立川市障害者施策推進委員会は、令和6年1月26日午前10時101会議室にて開催。パブリックコメントの報告を行う予定。

決定事項

報告のみ、異議なし。

閉会

関連ファイル

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このページに関するお問い合わせ

福祉部 障害福祉課 障害福祉推進係
〒190-8666 立川市泉町1156-9
電話番号(代表・内線):042-523-2111(内線1525)
電話番号(直通):042-529-7100
ファクス番号:042-529-8676
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