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ホーム > くらし・環境 > ごみ・リサイクル > ごみ減量・リサイクルに関する取り組み > せん定枝たい肥の素について
更新日:2023年5月19日
総合リサイクルセンターでは、「たい肥の素」を生産しています。この「たい肥の素」は、市内から集められたせん定枝と学校給食等から出た食品残さを発酵させたものを混ぜたもので、発酵が順調に進み始める2週間から1か月頃のものを配布しています。この「たい肥の素」を数か月間、熟成させると「たい肥」になります。
熟成させるには畑や庭などで、「たい肥の素」を山状に積んでおいてください。シート等で覆うと、雨による成分の流亡を防ぐことができます。熟成のためには空気と水分が不可欠です。水分を保ち(握って水が落ちるようでは水分過多)、時々、「切り返し」をしてください。水分のある状態で「切り返し」をして、たい肥の温度が上昇しないようなら、ほぼ完熟していると考えていいでしょう。通常、3~4か月で完熟します。
「切り返し」…たい肥をかき混ぜること。たい肥の内層に空気(酸素)を入れることで、発酵が促進されます。
混ぜた直後は、微生物が有機物を分解中のため、酸素を消費し、土壌が酸欠状態になってしまうため、窒素飢餓や根腐れ等を起こす恐れがあります。
市内在住在勤の方は重量にかかわらず無料で配布しています。
市外の方は1キログラムあたり2円です。
申し込みは不要で、総合リサイクルセンターまで直接お越しいただきますが、たい肥の素は好評につき、品薄になりやすいので、在庫の状況を確認しなかったことによるトラブルを防止するためにも、下記関連リンク(記事名は「せん定枝たい肥の素の在庫について」)もしくは電話にて事前に在庫の確認をされるよう、お願いします。
配布受付時間:月曜日から金曜日(祝日含む)
午前8時30分から午後4時まで(12時から1時を除く)
なお、「たい肥の素」を入れる容器は、各自ご用意ください。
平成23年3月に発生した福島第一原子力発電所の事故の影響で、同年12月以降、放射性物質の測定を行い、暫定許容値(400ベクレル/キログラム)以下であることを確認し、順次配布しておりましたが、「『肥料中の放射性セシウム測定のための検査計画及び検査方法』の制定について」の一部が改正され、令和2年8月以降に出荷のたい肥の素につきましては、検査を省略しています。
なお、過去の測定結果は添付ファイルのとおりです。
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