自立支援協議会会議録(令和6年度第3回)
令和6年度第3回立川市自立支援協議会
開催日時
令和7年2月12日(水曜日)午後4時30分~午後6時30分
開催場所
市役所302会議室
議事案件
1.各専門部会からの報告
2.全体会での協議検討内容
- 第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画PDCAサイクル評価・改善管理シートについて
- 権利擁護専門部会からの事例検討について
3.全体会での報告内容等
- 障害者施策推進委員会について
- 第7次障害者計画について
- 令和7年度自立支援協議会スケジュール(案)について
4.その他連絡事項
- 自立支援協議会委員の改選について
議事内容
1.各専門部会からの報告
相談支援専門部会
- 資料を用い、前回部会の決定事項と進捗状況に関する報告、今回部会での議論内容、今後の予定等を報告。報告のみ、異議なし。
就労専門部会
- 資料を用い、前回部会の決定事項と進捗状況に関する報告、今回部会での議論内容、今後の予定等を報告。
- 質疑・意見等として、他市相談支援連合会において、高齢の親を軽度の障害者が介護する老障介護ケースが紹介されており、サービス利用が浸透していない親世代に対する介入方法等について検討されていたため、参考までに紹介したいとの意見があった。
権利擁護専門部会
- 資料を用い、前回部会の決定事項と進捗状況に関する報告、今回部会での議論内容、今後の予定等を報告。
- グループホーム連絡会について、初回開催に参加した市内事業所の全体における割合はどのくらいかとの質問があり、6~7割程度であるとの説明があった。
- グループホーム連絡会に参加したのは市内事業所のみか。今後、他市の参加も検討するかとの質問があり、今回は市内のみであり、他市事業所については今後検討するとの説明があった。
児童専門部会
- 資料を用い、前回部会の決定事項と進捗状況に関する報告、今回部会での議論内容、今後の予定等を報告。報告のみ、異議なし。
2.全体会での協議検討内容
第6期福祉計画・第2期障害児福祉計画PDCAサイクル評価・改善管理シートについて
- 配布したPDCAサイクル評価・改善管理シートについて、自立支援協議会意見の確定版が完成したことを説明する。報告のみ、異議なし。
権利擁護専門部会からの事例検討について
検討テーマ
- グループホーム(知的・身体障害)のネットワーク作りについて。精神障害者を対象としたグループホームでは以前より連絡会がある中で、知的障害・身体障害を対象としたグループホームでは、これまでにも懇談会等を開催する試みがあったが多忙等を理由に継続されていない。意見交換や情報交換を有機的に行うことのできるモデル事業に取り組むため、意見を募りたい。
質疑・意見等
- 参加者について、どのような立場の人を想定しているか。→管理者、サビ管、利用者、支援員、行政職員、民生委員等。
- 放課後等デイサービス事業所連絡会では、年3回の開催において、都度参加者を指定している。管理者の会、支援員研修の会、全職員対象の勉強会などメリットを前面に打ち出すよう意識している。
- 連絡会等で得た情報を、実際に日々の支援に従事する職員に伝える必要がある。
- オンライン参加等の選択肢もあるとよい。
- 利用者やその保護者の参加機会もあるとよい。事業者とは違った観点での意見交換が可能となるのではないか。→令和7年度から義務付けられる地域連携推進会議で担うことができるのでは。
- 連絡会への参加によって他事業所の空き情報や困りごとを共有したい。資料にまとめられたものがあるとよい。参加が難しければ事務局が定期的に聞き取り、取りまとめ共有するという始め方もあるのでは。
- 知的障害と精神障害等、重複障害の方のグループホームの選択が難しい場合がある。グループホーム同士に繋がりがあれば、利用者の課題について全体で検討できるのでは。
- グループホームでの支援において、連携している訪問看護等多職種の参加も検討していきたい。
- 福祉現場に介入する訪問看護事業所として、医療的な考え方も啓発していきたい。
- 困りごとや他事業所における工夫の共有ができれば良いが、事業所内で抱え込む傾向がある。課題を共有できる雰囲気があると良い。
- グループホーム職員は一日を通して支援を行っているため、参加を募るにあたっては時期等を図る難しさがある。東京都社会福祉協議会でも類似の連絡会を実施しているため、方法等について参考にするとよいのでは。
- 障害種別により異なる課題もあると思われるため、同じ障害種別を対象としたグループホームで共通課題を抽出した後に、全体で共有してはどうか。
- グループホーム制度を健全に運営するためのネットワークを社会的に整備する必要があるのでは。
- 連絡会への参加にこだわらず、有益な情報を提供する仕組みがあれば良いのでは。
- 防災訓練等の地域イベントに障害者が参加できていない実態がある。例えば、同じ中学校区内のグループホームで地域の防災訓練に参加を試みる等して、その共通課題に対し一緒に取り組むことができれば、事業所間の連携につながるのでは。また、その機会を用い、短時間でも情報交換の場を設けることができれば、複合的なメリットが得られるのでは。
- 人手不足への対策は、情報共有や書類作成等の小さなところから効率化を図る以外にない。また、支援する人、される人という構造ではなく、障害者もできることについて最大限担うことができるような仕組みが必要。
- 情報共有のための連絡手段としてのネットワークが整備されると良い。
- 同事業者として仲間意識が醸成されるような集まりの場であると良い。
3.全体会での報告内容等
障害者施策推進委員会について
- 令和6年10月24日に開催された、令和6年度第3回障害者施策推進委員会の概要について、資料を用いて報告、質疑・意見等なし。
第7次障害者計画について
- 資料を用い、事務局から内容の説明を行う。報告のみ、異議なし。
令和7年度自立支援協議会スケジュール(案)について
- 令和7年度も運営会議、全体会ともに3回ずつを予定していることを説明する。報告のみ、異議なし。
4.その他連絡事項
自立支援協議会委員の改選について
- 令和6年度末に任期満了となるため、改選を行う旨を再度説明する。報告のみ、異議なし。
関連ファイル
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