若い世代の健康づくり（食と栄養）

若い世代の皆さん、毎日の食事はしっかり食べていますか？

英語のことわざに「You are what you eat.」というものがあります。直訳すると「あなたはあなたが食べたものでできている」となりますが、このことわざは、『健康は食べたもので決まる』ということを表しています。

食事は未来の自分への投資です。この機会に、ご自身の食生活を見直してみませんか？

食べることは、生きること

ここで一つ、皆さんに質問です。上に示したAとBの2つの食事には共通点があります。それは何でしょうか？

正解は…エネルギーがどちらも600キロカロリーであるということ。同じエネルギー量であれば、どんな内容の食事でも問題ないのでしょうか。

現代は外食・中食・コンビニエンスストアなど、便利でより身近に食べるものを手に入れることができるようになりました。しかし、逆を言えば選択肢が増えた分、選び方によっては生活習慣病などの健康問題が生じやすい環境になったとも言えます。

食事は「何」を「どう」食べるかが大切です。健康な心と体でいるために『ちょうどよいバランスの食生活』について考えてみましょう。

バランスのよい食生活について、農林水産省のパンフレットをのぞいてみよう！全部で9ページあるので、下のリンク先からアクセスしてご覧ください。

• 農林水産省「考える やってみる みんなで広げる ちょうどよいバランスの食生活」（外部リンク）

番外編「糖質制限って実際どうなの？」

糖質制限食は、何らかの疾患があって医師などから指示があった場合などを除き、自己判断で実施することはおすすめできません。

痩せたいなどの目的から糖質制限をした場合、初めのうちは体重が落ちていくことを体感するでしょう。しかし、これは単に体内の水分と筋肉量が減ったことによる体重減少なのです。筋肉量が減るとその分代謝が下がって、逆に痩せづらく、太りやすい体になる可能性が高いです。まだ若い世代の皆さんには、一時的なものにとらわれず、この先ずっと続く自分自身の未来の健康のために正しい選択をしてもらいたいです。

もちろん、どんなものも摂らなさすぎだけではなく、摂りすぎも問題となります。糖質も例外ではないですので、『ちょうどよいバランス』で食生活を実践してください。

新成人の皆さんへのご案内

人生の一つの節目を迎える二十歳の皆さんにも、祝うつどいのご案内にあわせてチラシでご案内します。