GLP昭島プロジェクト事業者に対する要請

ページ番号1006881  更新日 2024年7月2日

「GLP昭島プロジェクト」は、昭島特定会社及び日本GLP株式会社が昭島市域で計画している事業です。

西武立川駅の南側の昭島市域、約58.8ヘクタールの敷地において、物流施設やデータセンターなどの建設事業が計画されております。

市は、令和4年11月29日に、子どもたちをはじめとした地域住民の安全な生活の維持のため、昭島特定会社及び日本GLP株式会社に対し、要請を行いました。

さらに、令和6年5月29日に、再度、要請を行いました。

地図:計画地案内図

要請提出までの主な経過

  • 令和4年8月26日(金曜日)
    「昭島市・巨大物流センター建設に伴う交通量増加反対に関する請願」の立川市議会への提出
  • 令和4年9月22日(木曜日)
    同請願を立川市議会環境建設委員会で採択
  • 令和4年9月30日(金曜日)
    同請願を立川市議会本会議で採択
  • 令和4年11月8日(火曜日)
    GLP昭島プロジェクト事業者に対し、市より請願の趣旨を伝え、丁寧な対応を求めた
  • 令和4年11月29日(火曜日)
    GLP昭島プロジェクト事業者に対し、市より要請を行った(1回目)(要請の内容は次をご覧ください。)
  • 令和6年5月29日(水曜日)
    GLP昭島プロジェクト事業者に対し、市より要請を行った(2回目)(要請の内容は次をご覧ください。)

事業者に対する要請内容(令和4年11月29日)

地域住民への丁寧な対応について

  1. 計画地周辺の立川市民を含めた地域住民に対し、計画や工事に関する事前説明と情報提供、意見交換の機会を設け、地域住民の不安や要望に真摯に向き合い、丁寧な対応を行うこと。

交通計画について

  1. 立川市道1級15号線(宮沢中央通り)は、本計画の関係車両の主要走行ルートからは除外すること。
  2. 関連車両の走行(入出庫)ルートについては、本市の上位計画の確認、計画地周辺の道路及び土地利用の現状を把握したうえで、周辺地域の交通安全の確保と、交通渋滞の発生抑制の観点から再考し、都道や都市計画道路などの高規格道路を通行する計画とすること。
  3. 関連車両の走行(入出庫)ルートについては、施設利用者に周知し、ルートを逸脱して走行しないよう指導を徹底すること。
  4. 国道16号線へアクセスしやすい入出庫口の位置を検討すること。
  5. 立川市立西砂小学校学区内への関係車両の進入抑制を図り、特に児童の登下校時間に配慮すること。
  6. 発生集中交通量を最大限抑制する計画とすること。
  7. 本事業地への通勤については、公共交通機関を利用するなど、発生集中交通量の抑制に努めること。

交通安全について

  1. 子どもたちをはじめとする地域住民の安全確保のため、事前に危険が予測される箇所については具体的な対応を検討し、交通管理者、道路管理者および関係機関との協議を経たうえで、事前に交通安全対策を講じること。

生活環境について

  1. 交通シミュレーションにより、渋滞が予測される箇所については、渋滞発生抑制のための具体的な対応を検討し、交通管理者、道路管理者および関係機関との協議を経たうえで、事前に渋滞防止対策を講じること。
  2. 交通シミュレーションにより、交通量が増大し既存道路の劣化が予測される箇所については、具体的な対応を検討し、道路管理者および関係機関との協議を経たうえで、劣化が最小限となるよう事前に対策を講じること。
  3. 幹線道路における渋滞の発生により、周辺の生活道路へ関連車両が進入し、子どもたちの放課後の活動への影響や、大気汚染、騒音・振動が発生するなど地域住民の生活環境の悪化が懸念されるため、生活道路への関連車両の侵入防止のための具体的な対応を検討し、交通管理者、道路管理者および関係機関との協議を経たうえで、事前に対策を講じること。
  4. 計画建物の建築による計画地北側の住居に対する日影の影響が最小限となるよう配慮すること。
  5. 計画建物の建築により近隣にテレビの受信障害等電波障害が生じた場合には、ケーブルテレビ等を採用して十分な対策を講じ、適切な措置をすること。

景観について

  1. 事業地は立川市景観計画における玉川上水地区(景観形成地区)に隣接することから、玉川上水北側からの眺望や圧迫感について、立川市景観計画に基づいた評価・調査等を行い、必要な対策を講ずること。

事業者に対する要請内容(令和6年5月29日)

交通計画について

  1. 通学路として横断・通行する児童の多い宮沢中央通りは、関係車両の主要走行ルートからは除外すること。
  2. 通勤・通学時間帯の自転車通行も多く、自転車が絡む自動車や歩行者との接触危険性が高いことから、関連車両の総量抑制、走行ルートのさらなる分散化など、宮沢中央通りの交通量を低減するための具体的な対策を講じ、それを示すこと

交通安全について

  1. 工事用車両及び関連車両の走行ルートには通学路が含まれており、交通量の増加に伴い、登下校時の児童の安全確保に懸念があること。
  2. 以前から車両が児童に接触する事故が度々発生している状況があることから、事業者においては、これを踏まえた上で、登下校時の通行台数の制限、通学路上の危険箇所への誘導員の配置、運転者への安全教育など具体的な対策を講じ、それを示すこと。

生活環境について

  1. 関連車両による交通渋滞の悪化により、周辺の生活道路への車両の進入が危惧されるところであり、これに伴う騒音や振動の発生による生活環境への影響が懸念されること。
  2. 周辺への影響を最小限に抑制するための具体的な対策を講じ、それを示すこと。

地域住民への対応と対話の場の確保について

  1. 地域住民に対し、計画や工事に関することに加え、住民の安全や安心を確保するための具体的な対応策についても、十分な説明と情報提供を行い、意見・要望等には、真摯に対応すること。
  2. 施設稼働までには期間があることから、早期に協議会等を発足し、計画地周辺の地域住民との対話の場を確保すること。

景観について

  1. 本事業地は、国の史跡に指定されている玉川上水に隣接しており、本市の景観計画においても非常に重要なエリアであることから、玉川上水地区に明記されている「景観形成・誘導の方針や景観形成基準」を参考として、良好な景観を形成すること。
  2. 計画建築物には圧迫感を軽減するための具体的な対策を講じ、それを示すこと。

関連ファイル

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