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更新日:2023年9月1日

帯状疱疹について

令和5年9月から、50歳以上の市民を対象に、帯状疱疹ワクチン接種費用の助成を実施しています。

助成を受けるには、事前の申し込みが必要です。

詳しくは、以下のページをご覧ください。

帯状疱疹予防ワクチン任意接種助成事業

原因・感染経路

帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)と同じウイルスである水痘・帯状疱疹ウイルスで起こります。

多くの方が子どもの頃に水痘(みずぼうそう)に感染し、治ったあともウイルスが体の中に長期間潜伏しており、加齢や疲労・ストレスによって免疫が低下すると、ウイルスが再活性化することで、帯状疱疹を発症します。

原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスに対しては成人の9割以上が抗体を保有していることから、既にほとんどの人が感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあります。

症状

水ぶくれを伴う発疹(水疱)が、皮膚に分布している神経に沿って帯状に出現します。水疱が見られる2日から3日前に痒みや痛みを感じ、皮膚が赤く腫れます。1週間程度経つと水疱の多発や発熱、頭痛、リンパ腫の腫脹などの症状が見られることもあります。通常は、2週間から4週間ほどで水疱が破れて、痂疲化(かさぶたになる)し、皮膚症状がおさまります。また、皮膚症状が治ったあとも痛みが続くこと(帯状疱疹後神経痛)もあります。

治療

治療の中心は、抗ウイルス薬の投与です。出来るだけ早く治療を開始すると効果が高いと言われています。帯状疱疹を疑う症状に気がついたら、出来る限り早く医療機関を受診しましょう。

予防方法

免疫が低下しないよう日頃の体調管理が大切です。食事、睡眠、運動等、健康管理に気をつけた生活を送り、ストレスや疲れをためないように心掛けてください。

2016年3月より生ワクチンである水痘ワクチンの効果・効能に50歳以上の者に対する帯状疱疹予防が追加されました。さらに2018年3月からは乾燥組み換え帯状疱疹ワクチンが承認されました。

50歳以上の方については、ワクチン接種をすることで、発症予防、重症化予防が期待出来るとされています。

帯状疱疹(東京都感染症情報センター)

水痘・帯状疱疹の動向とワクチン(IASR、国立感染症研究所)

その他

周囲への感染

帯状疱疹は、帯状疱疹として周囲の人にうつすことはありませんが、周囲の人が水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を保有していない場合は、感染する可能性があり、水痘(みずぼうそう)を発症する恐れがあります。全ての水疱が痂疲化(かさぶたになる)すれば、周囲への感染力はなくなります。

お問い合わせ

保健医療部健康づくり担当課予防健診係

電話番号:042-527-3272

ファックス:042-521-0422

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