立川市内の交通事故件数
市内の事故状況
立川市内の交通事故発生件数は、平成28年以降増加していましたが、令和元年と令和2年はそれぞれ前年よりも減少しました。新型コロナウイルス感染症の影響によりいったんは減少していた交通事故件数も、令和5年の交通事故件数は549件と、行動規制の緩和に伴い増加傾向にあります。なお、令和5年の交通事故死者数は0件でした。
市内の交通事故では、乗用車や貨物車を含む四輪車の事故が最も多く、次いで自転車の事故が多く発生しています。
令和5年の自転車関与率は東京都よりも立川市の方が高くなっており、立川市の自転車関与率が57.9%であることから、交通事故の半数以上に自転車が関わっていることがわかります。
令和5年の市内の自転車の交通事故を事故類型別にみると、「単独」の事故が121件と最も多く発生しています。
自転車に乗るときは、車道が原則で左側を通行、歩道は例外、歩行者を優先、交差点では信号と一時停止を守って安全確認、夜間はライトを点灯、飲酒運転は禁止、ヘルメットを着用するなど、一人ひとりがルールを守りましょう。
令和5年の市内の乗用車や貨物車を含む四輪車の交通事故を事故類型別にみると、車両同士の「追突」の事故が144件と最も多く発生しており、次いで車両同士の「出会い頭」の事故が121件発生しています。渋滞中など前方をよく見て、十分な車間距離を確保しながら運転をしましょう。また、交差点などで安全確認をしっかりおこないましょう。
令和5年の市内の歩行者の交通事故を事故類型別にみると、「横断中」の事故が37件と最も多く発生しています。横断中も油断せずに、安全を確認しながら渡るようにしましょう。
市民の皆さんへのお願い
一人ひとりが気をつけることで防げる事故もありますので、日ごろから交通安全を意識した行動を心がけるようにお願いします。
- 自動車や自転車を運転するときは交通ルールを守ることはもちろんですが、思いやりやゆずり合いの気持ちを持ったゆとりある運転を心がけましょう。また、横断歩道は歩行者優先です。横断歩道に差し掛かる時は、すぐに停止できるように、安全なスピードで走行しましょう。
- 自転車は「軽車両」、車のなかまです。車道を走行するときは左側を通行しましょう。歩道を走行するときは歩行者優先で、車道よりをすぐに止まれるスピードで走行しましょう。運転中のスマホ操作やイヤホンの使用、傘さしは危険ですのでやめましょう。
- 道路を歩くときは信号無視や禁止場所の横断はしないなど交通ルールを守り、自分の近くを通る自動車や自転車が自分に気付いているか注意する、夜間は反射材用品を身に着けるなど、ご自身を守る行動を心がけましょう。また、歩きスマホは危険ですのでやめましょう。
交通事故防止のために
警視庁のホームページには、交通事故防止のポイントなどが多数掲載されています。ぜひご覧いただき、交通安全にお役立てください。
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