子は立川の宝(令和7年2月10日)
かつて、子は国の宝、教育は100年の計とよく言われました。
私は、立川の子どもたちに多様な学びの場、社会との係わりの場、社会を生き抜く力を身に着ける場を確保したいと考えています。子どもたちのいじめや不登校等の問題は立川市にも存在し、後者は都内でも顕著な状況にあります。
立川市は、令和6年4月より学校給食の無償化を始めました。まず保護者負担(年間約5万円)の軽減が主目的でしたが、ある中学校の校長先生から「給食代を無償化してくれたので、不登校の生徒に給食だけでも食べにおいでと呼び掛けたところ、数人の生徒が学校に来るようになった」との話を聞き、思わぬ効果に嬉しくなりました。
そんな折、学校給食課の係長から「共同調理場で【長期欠席児童への給食提供】をやってみたい」と私に提案がありました。昨年(令和6年)から試行実施をしていましたが、今年(令和7年)1月より中学生へも拡大し、事前申込制を無くすなど方法も改善したところ、関心を持って参加するご家族が増えてきたとのことです。
息苦しさを感じる児童・生徒や保護者の皆様には、気晴らしでも構いませんので、是非お立ち寄りください。「立川の宝・子どもたち」の明日への扉を共に開きましょう。
立川市長 酒井 大史
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