横田基地における演習等の実施(令和3年4月19日掲載)

ページ番号1005309  更新日 2024年4月18日

防衛省(北関東防衛局)より、横田防衛事務所を通じて横田基地広報部から情報提供がありましたので、お知らせします。

1.演習の名称

サムライ即応監査(SRI:SamuraiReadinessInspection

2.日程

  • 令和3年4月26日(月曜日)~同年5月7日(金曜日)(土曜日、日曜日を除く)
    ただし、4月26日(月曜日)~30日(金曜日)までは机上訓練
  • 通常の運用時間帯(午前6時から午後10時まで)の範囲で実施予定
    ただし、5月3日(月曜日)~7日(金曜日)は24時間体制で実施予定

3.内容

実施に伴う航空機の運用

  • 通常よりも運用が増える予定であるが、外来機の使用はない予定
  • 5月3日(月曜日)以降、夜間飛行の計画がある
  • CV-22の飛行はない予定

PAS、GBS及び煙幕等の使用

5月3日(月曜日)以降、夜間にPAS、GBS、煙幕及びバッシュキャノンを使用する可能性がある

4.その他

  • 5月3日(月曜日)以降、ゲートを封鎖する可能性はあるが、短時間で一時的な閉鎖
  • 演習終了の通報を行う予定
  • 演習等の予定については、諸事情により変更される場合あり

5.北関東防衛局における対応

北関東防衛局から米軍に対し、本演習の実施に当たっては、日米合同委員会合意を遵守するとともに、航空機運用及びPAS等の使用、特に通常の運用時間外に実施するものについては、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう配慮を申し入れています。

6.横田基地周辺市町基地対策連絡会の口頭要請

横田基地周辺市町基地対策連絡会(幹事:武蔵村山市)は、4月19日付けで、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対し、次のとおり口頭にて要請いたしました。

  • 当該期間には、大型連休が含まれていることから、騒音の発生について特に配慮すること。
  • 周辺住民は、新型コロナウイルス感染症への対応による外出自粛など、様々な不安やストレスを抱えていることから、基地外に影響を及ぼさないよう十分な配慮を行うこと。
  • 市街地上空での低空・旋回飛行訓練は行わないこと。
  • 深夜早朝に航空機の運用やPAS等の使用は行わないこと。
  • 通常の運用時間帯以外での訓練を極力実施しないこと。
  • 使用する航空機においては、安全対策の徹底を図り運用すること。
  • 周辺住民への不安軽減のため、特に通常の運用時間帯以外で実施される訓練については、その詳細な日時等について情報提供を行うこと。

参考

  • SRI(SamuraiReadinessInspection):サムライ即応監査
    有事における即応態勢の維持強化及びOREに対する監査
  • ORE(OperationalReadinessExrcise):運用即応演習
    仮想戦闘環境における基地の機能テストであり、テロ攻撃や航空機又は地上戦闘力等による基地への攻撃を想定し、実践的な即応態勢をとることを訓練するもの
  • PAS(PublicAddressSystem):パブリック・アドレス・システム
    以前は、ジャイアントボイスと呼んでいたもので、大音響の出る特殊なスピーカを使用し、サイレンや広報を行なう。
  • GBS(GroundBurstSimulator):グラウンド・バースト・シミュレーター
    地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させる。
  • バッシュキャノン(BashCannons):滑走路上の鳥を追い払うための、疑似音を出す装置

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