平成31年1月25日 第10回景観セミナーを開催しました!
第10回楽しく 学ぼう 景観セミナー 夜のまちをバージョンアップ!ステキな夜を演出するヒカリのチカラ
講師
小林 茂雄(こばやし しげお)さん
東京都市大学工学部建築学科 教授
日時
平成31年1月25日(金曜日)午後6時00分~8時30分
会場
立川市女性総合センターアイムホール
参加人数
101名
配布資料
講座レポート
今回は東京都市大学の小林先生(景観セミナー初登場!)をお迎えし、夜間景観についてのお話しをしていただきました。照明計画だけでなく、落書き問題や空間心理などの幅広い分野について研究や取り組みをされており、様々なメディアにも多数出演されるなど活躍されている先生です。
景観や夜間景観の重要性にはじまり、平成25年に実施した柴崎中央公園通りにおける照明実験を参考として、これまでの画一的なまちの照明に対して、「暗く照らす」、「光の背後を感じさせる」、「個からつくる光の風景」など、これからの光の景観づくりのヒントとなるお話をしていただきました。
良い景観の条件として「その場所がどのような場所なのかを認識する手がかりになるものや特徴が良く見えること」がそのひとつですが、立川の夜の景観はどうでしょうか。市内には、地域の歴史を感じられるものや、自然の豊かな緑道など、特徴あるものが点在していますが、その個性が夜の景観に十分に活かされているでしょうか。そのような個性に光をあてることで、より立川らしい魅力ある夜のまちにつながっていくのだと思いました。
今回、セミナー初の試みとして実施した受講者参加型の企画『アイディアシート』では、小林先生からいただいたヒントを基に、自分自身の身近な場所で、その場所らしさを活かした夜の景観をつくるためにはどうしたら良いのかを考えていただきました。自分自身のまちを改めて見直す良いきっかけになったことと思います。受講者のみなさんからいただいたアイディアシートを一部掲載しますのでご覧ください。
景観をより良くすることは高いハードルのように感じてしまいますが、夜の景観は光の使い方次第で容易に変えられ、実験的に取り組むこともできるため、これを機に、立川により多くのステキな夜の景観が生まれることを期待したいと思います!
おかげさまで今回も100名を超える大勢の方にお越しいただき、多くの方からご好評をいただくことができました!いただいたご感想については、第10回景観セミナー主な感想をご覧ください。
楽しく景観を学ぶことができるよう、今後も継続的にセミナーを開催してまいりますので、今回参加された方もされなかった方も、ぜひ次回ご参加ください。
関連リンク
過去の景観セミナー
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