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更新日:2024年2月10日

電子渡航認証(ESTA)の申請は公式サイトかどうか確認を~高額な代行業者にご注意ください(令和6年2月10日号)

【相談事例】アメリカへ旅行するため、事前にESTAの電子申請をしました。インターネットで検索するとサイトがすぐ見つかり、手続きをしてデビッドカードで決済しました。その後、届いたメールを確認すると3,000円程度のはずが2万円が請求されていました。急いで取り消したいと事業者にメールを送りましたが、返信がまだ届かないので心配です。

 

ESTAはアメリカ国土安全保障省による電子渡航認証システムの名称で、渡航者は事前に取得することが義務付けられており、1月現在、申請料は21ドルです。申請後72時間以内に申請の可否が判定されますので、渡航予定のある方は航空券の予約時や少なくとも渡米3日前には申請を済ませましょう。

公式サイトのほかに、申請手続きを代行する民間の代行業者があります。「ESTA申請」と検索すると上位に代行業者のサイトが出る場合があり、手続きをすると手数料が加算されます。アメリカのESTAだけでなく、カナダの「eTA」やオーストラリアの「ETA」の電子渡航認証についても同様の代行業者があります。

相談者は代行業者のサイトでESTAの申請を行ったため、高額な手数料を請求されていました。事業者の規約を確認すると、承認前であれば取り消しが可能とのことでした。それを相談者に情報提供し返信を待つように助言をしました。すると翌日、事業者から相談者のもとへ申請は取り消されたとメールが届きました。

ESTAを申請する際は公式サイトであるか、契約内容や料金を十分に確認するようにしましょう。検索する場合は「在日米国大使館・領事館」のウェブサイトをご覧ください。

 

 

お問い合わせ

市民生活部生活安全課消費生活センター係

電話番号:042-528-6801

ファックス:042-528-6805

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