【国宝】六面石幢

ページ番号1004855  更新日 2024年8月14日

写真:六面石幢

所在

柴崎町 普濟寺蔵

指定年月日

昭和28年11月14日

六面石幢(ろくめんせきとう)は、仁王像と四天王像を刻んだ6枚の緑泥片岩の板石を六角の柱状に組み合わせたもので、六角形の笠石が載せられています。高さは166cm、各面の幅は42cmほどです。

この石幢が、普濟寺の開山・物外和尚の弟子である性了によって、延文6年(1361)に建てられたことが、広目天像の板石に刻まれています。

写真:六面石幢の拓本

石幢は、普濟寺のほかに、埼玉県比企郡小川町の大聖寺六面幢、入間郡毛呂山町山根の六角塔婆などが、類例として知られています。
普濟寺の六面石幢は、わが国の石幢の代表的なもので、大正2年(1913)に国宝に指定され、戦後の文化財保護制度の見直しとともに昭和28年(1953)国宝として再指定されています。
令和6年6月現在、六面石幢は新保存庫への移転に伴う修理のため、拝観を停止しています。

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