【市指定史跡】蚕影神社跡

ページ番号1004857  更新日 2024年6月18日

写真:蚕影神社跡

所在
砂川町4-1-1 阿豆佐味天神社
指定年月日

昭和39年8月25日

蚕影神社は養蚕の神様です。

幕末の安政7年(1860)に常陸国筑波郡(現在の茨城県つくば市)から勧請されました。

現在砂川では養蚕業は行われていませんが、幕末の頃に砂川から遠い常陸国から養蚕の守り神を勧請するほど、養蚕が盛んに行われ、村の経済を支えてきました。
かつて蚕影神社は、阿豆佐味天神社の境内に単独の社がありましたが、昭和55年(1980)神社の境内整備のため、今は拝殿の横に金比羅神社、疱瘡神(ほうそうしん)など他の境内社と合祀されています。

猫返し神社

写真:猫返し神社


蚕影神社は「猫返し神社」とも呼ばれています。

この近くに住む著名人の飼い猫が行方不明になった時、蚕影神社にお参りしたところ、猫が戻ってきたと雑誌に掲載されたことから「猫返し」神社として愛猫家のお参りが絶えません。
この蚕影神社ですが、養蚕は繭になると鼠ねずみの食害が出るため、鼠除けとして猫の絵のお札を出していました。

そのようなことも含め、「猫返し」に縁があるのかもしれません。

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地図

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